車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2019冬 Amazon Prime Videoで今年観た連続ドラマの評価(15作品)

僭越ながら、前回記事の映画の評価に続いて今年Amazon Prime Videoで観た連続ドラマの評価です。(映画の評価記事 ⇒ 2019冬 Amazon Prime Videoで今年観た映画の評価 )
評価は個人的なものです。そのときの自分の状況とか気分とかにもよると思います。観た当時のメモを基に加筆しているので記憶違いのところもあると思います。ネタばれあります。途中で脱落したものも含めて観た作品順に記載していきます。

(Amazon Primeはこちらから ⇒ Amazon Prime ) 

1. ウォーキング・デッド(シーズン1~8)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2010~2018年。
(2)出演者:アンドリュー・リンカーン、他。
(3)作品概略:人がゾンビと戦ったり、人と戦ったり。
(4)感想
 ・良かったところ:ゾンビが生々しいのは良かった。途中までストーリーも面白かった。
 ・残念だったところ:ニーガン軍団との戦いの辺りでマンネリ化してきて飽きた。「プリズンブレイク」や「ロスト」のように長期シリーズ化する作品によくある引き延ばしのパターンだった。良いところでやめておけば良いのにもったいないが、それは百も承知で大人の事情で続けているのだろう。シーズン8まで惰性で一気に観て、シーズン9は時間をおいてプライムで観られるようになったが観たいと思わなかった。ニーガンの口調、動作などキャラ付けも過剰だった。
(5)個人的評価:★★☆☆☆

2. ボッシュ(シーズン1~5)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2015年~2019年。
(2)出演者:タイタス・ウェリヴァー、他。
(3)作品概略:中年のボッシュ刑事が事件を解決していく。上司、同僚、離婚した元妻、娘などとの人間関係も描く。
(4)感想
 ・良かったところ:過剰なアクションなどなく、ストーリーがしっかりしていて面白かった。
 ・残念だったところ:なぜか主人公ボッシュにずっと魅力を感じなかった。有能で大きな欠点もなかったせいかも。ドラマ「24」のように娘、親子愛みたいのがやたら出てくるのも邪魔に感じた。
(5)個人的評価:★★★★☆

(2020.07.05追記)
シーズン6の評価記事はこちら ⇒ 2020初夏 連続ドラマ評「ボッシュ」(シーズン6)

3. フリンジ(シーズン1)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2008年。
(2)出演者:アナ・トーヴ、ジョン・ノーブル、ジョシュア・ジャクソン、他。
(3)作品概略:若い女性捜査官が奇妙で解決困難な事件を天才科学者とその息子とともに次々と解決していく。1話完結もの。
(4)感想
 ・良かったところ:作品の設定は面白そうと思った。
 ・残念だったところ:事件解決に使う科学がお粗末で白けた(私が理解できていないだけかも)。科学者も変わり者のキャラクター付けをしようとして滑っている感じがした。5話まで観て脱落した。
(5)個人的評価:★☆☆☆☆

4. スーパーナチュラル(シーズン1)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2006年。
(2)出演者:エリック・クリプキ、ジャレッド・パダレッキ、他。
(3)作品概略:母が悪霊により命を落とし、父が悪霊退治に出かける。それを追って二人の兄弟があちこち旅をして、そこでうまいこと出会ったそれぞれの悪霊関係の事件をうまいこと解決していく。
(4)感想
 ・良かったところ:途中までしか観てないが1話完結で毎回パターンが決まっていて安心して観たい場合には良さそう。
 ・残念だったところ:脚本が雑すぎる。今観ると仕方ないがCGも粗い。4話まで観て脱落した。大人が観る作品ではないと思われ。良い意味で子供が観ると楽しめるかも。
(5)個人的評価:★☆☆☆☆

5. バンシー(シーズン1~4)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2013~2016年。
(2)出演者:アントニー・スター、他。
(3)作品概略:仮釈放された男がバンシーという街に来て、そこで亡くなった保安官に成りすまして悪党と戦ったり、無茶したり。
(4)感想
 ・良かったところ:ハチャメチャなストーリーだが楽しめた。主人公が保安官に成りすますところは状況は全く違うが、好きな映画シーンの「ミッドナイトエクスプレス」で主人公の囚人が刑務官に成りすますところを思い出した。作品が長期化してだれそうになったが、シーズン4で完結した。
 ・残念だったところ:アクション、性描写が過剰だった。さんざん武器を使ってたのに、素手同志の長い闘いになったり。主人公の元恋人のキャリーが肉体的に強すぎるのも白けた。鍛えまくっている屈強な男性を倒すシーンとか。街を牛耳る肉屋のおじさんがなぜか強いのも白けた。この作品に限らず、女性を過剰に強いキャラクターにしたり、男性でもキャスティングがあまりにも合っていないのは作品が台無しになる。
(5)個人的評価:★★★☆☆

6. スニーキーピート(シーズン1~3)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2017~2019年。
(2)出演者:ジョヴァンニ・リビシ、他。
(3)作品概略:詐欺師が刑務所から出所して、同じ刑務所にいたピートに成りすましてその家族に近づいて、また騙したり、心の葛藤があったり。
(4)感想
 ・良かったところ:成りすましモノは好きなものが多く、これも序盤からドキドキして楽しめた。家族内の事情のある人間関係も面白かった。脇役のキャラクター、特に人が良さそうな本物のピート、その従弟で後半まともになったが警官らしくない言動のテイラーが良かった。
 ・残念だったところ:楽々とスリをしたりピンチを切り抜けたりするのはするのは少し白けた。あと、孫と親と祖父母の見た目年齢が近く、登場人物がどういう関係だったか混乱した。
(5)個人的評価:★★★★☆

7. TRUE DETECTIVE(二人の刑事)(シーズン1~2)

映画「TRUE DETECTIVE(二人の刑事)」(シーズン1)のシーン
(画像引用元:ワーナー海外ドラマ公式サイト)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2014~2015年。
(2)出演者:シーズン1はマシュー・マコノヒー、ウディ・ハレルソン、他。シーズン2はコリン・ファレル、ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムズ、テイラー・キッチュ、他。
(3)作品概略:シーズン1では二人の刑事が連続殺人事件を追う。シーズン2は話も出演者も全く別モノで三人の警官が事件を追う。
(4)感想
 ・良かったところ:
 シーズン1は最初はどんよりくらいドラマだと思っていたら4話くらいから面白くなっていった。ちょっと偏屈な刑事ラスト(マシュー・マコノヒー)、対照的にまともそうなハート(ウディ・ハレルソン)もそれなりに問題を抱えていて事件とは別に二人の行動、思想などにも引き込まれた。
 シーズン2は期待していた1の続編ではなく、全く別物であったが、それなりに楽しめた。
 ・残念だったところ:シーズン2は私の頭では最後まで話が良く理解できなかった。州、市、検察、非合法組織が絡み、宝石強奪、スキャンダルビデオ、非合法組織内の裏切りなどがあり、登場人物が誰で何をやっているのかよく分からなかった。中途半端に登場人物の過去のトラウマシーンなども出てきたが特に話に影響もなかったと思われ、作品がまとまってなかったように感じた。各登場人物への感情移入もできなかった。賢すぎる人が観たらどうか分からないが、平均的な理解力がある人が観たらもっと楽しめると思う。
(5)個人的評価:シーズン1は★★★★★、シーズン2は★★★☆☆

(2020.07.05追記)
シーズン3の評価記事はこちら ⇒ 2020初春 連続ドラマ評「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」(シーズン3)

8. ラウダーミルクの人生やり直し手伝います (シーズン1)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2017年。
(2)出演者:ロン・リヴィングストン、他。
(3)作品概略:元アルコール中毒者の主人公ラウダー・ミルクが断酒会のカウンセラーとしていろいろな人と関わる。
(4)感想
 ・良かったところ:話が分かりやすかった。主人公がやさぐれた皮肉屋で、でも悪人ではなく親近感が沸いた。1話30分でサクサク観られるのも良かった。
 ・残念だったところ:話自体は盛り上がりに欠けた。いろいろ出てきた皮肉は、よく理解できていないだけかもしれないが面白くはなかった。
(5)個人的評価:★★★☆☆

9. フォーエバー ~人生の意味~

(1)制作国、公開年:アメリカ、2018年。
(2)出演者:マーヤ・ルドルフ 、 フレッド・アーミセン、他。
(3)作品概略:仲の良い中年夫婦の話。序盤でまず夫が事故で亡くなる。その後、妻も事故で亡くなる。その後、天国(?)で二人が再会してから、生き方を問い続ける。
(4)感想
 ・良かったところ:1、2話の展開に驚いた。
 ・残念だったところ:コメディタッチの進行だが、自分にはテーマが重かった。未婚の自分には疎外感もあった。
(5)個人的評価:★★☆☆☆

10. オリーヴ・キタリッジ

(1)制作国、公開年:アメリカ、2014年。
(2)出演者:フランシス・マクドーマンド、他。
(3)作品概略:一癖ある性格の中年女性オリーヴ・キタリッジとその家族を描く。
(4)感想
 ・良かったところ:主人公オリーヴを演じるフランシス・マクドーマンドは映画「ファーゴ」で温かみのある妊婦の署長を演じた女優であるが、今回はきつい性格の役を見事に演じていた。オリーブと対照的な優しく社交的な夫ヘンリーも良かった。ヘンリーの薬局で雇った女性店員の夫が亡くなり、女性店員をサポートするヘンリーが優しく、引き込まれた。「大草原の小さな家」で意地が悪い妻を持つ良識人のオルソンさんを思い出した。
 ・残念だったところ:途中でヘンリーが倒れてからはオリーヴの偏屈さだけが作品に残り、観るのがつらいドラマだった。
(5)個人的評価:★★★★☆

11. ザ・ブリンク/史上最低の作戦

(1)制作国、公開年:アメリカ、2015年。
(2)出演者:ティム・ロビンス、他。
(3)作品概略:軍事、政治モノのブラックコメディ。
(4)感想
 ・良かったところ:ティム・ロビンスが出演している。ちゃんと観続けたらアメリカの政治、軍事とかの知識が付きそう。
 ・残念だったところ:教養が足りないのかストーリーもジョークも自分の趣味とは違った。1話観て脱落した。
(5)個人的評価:★☆☆☆☆

12. ザ・ワイヤー(シーズン1~5)

ドラマ「ザ・ワイヤー」シーズン1の画像
(画像引用元:Amazon Prime Video)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2002~2008年。
(2)出演者:ドミニク・ウェスト、他。
(3)作品概略:捜査チームが犯罪組織の電話を盗聴して追い詰める。シーズン1は麻薬組織を追う。シーズン2は不景気な埠頭の組合での事件を追う。シーズン3は麻薬バイヤー同士の争い、警察、市長、検察とかの権力争い、保身などを描いている。シーズン4はストリートで麻薬をさばく子供らを中心に描いている。シーズン5は事件を報道する新聞社の内部を描いている。
(4)感想
 ・良かったところ:派手なアクションシーンはなく、しっかりストーリーがあり、それぞれの人物像もしっかり描かれており、感情移入がしやすかった。捜査チームに優秀な警官ばかりでなくダメ警官もいてリアルな感じがして面白かった。シーズン2が最も良かった。組合長のフランクの汚い見た目で不正をしながらも仲間や埠頭の将来を思うキャラが良かった。その息子の出来の悪いジギーとかその従弟とかも危なっかしくて目が離せなかった。シーズン4では黒人警官を誤って撃って辞めた白人の元警官が良かった。その後、数学教師となり、そこでの言うことを聞かない生徒たちへの根気強い指導が良かった。シーズン1の警官のときは頼りなかったが、シーズン4では人が変わったように、生徒の将来を思うしっかりした教師になっていた。シーズン5では主人公の刑事ジミー・マクノリティーがやめていた酒を飲みだして、勤務中にも飲んでたり、打ち切られた捜査の予算を捻出するため、事件を偽装したりでめちゃくちゃで面白かった。
(5)個人的評価:★★★★★

13. ザ・ナイト・オブ

(1)制作国、公開年:アメリカ、2016年。
(2)出演者:ジョン・タトゥーロ、リズ・アーメッド、他。
(3)作品概略:パキスタン系の男子学生が若い女性の殺害容疑者となって中年男性弁護士とか若い女性弁護士が弁護につく。
(4)感想
 ・良かったところ:退職する刑事と中年男性弁護士と若い女性弁護士が良かった。刑事は有能だが、控えめで優しさが良かった。女性弁護士は目とか会話の間が良かった。男性弁護士はアレルギーがありながらも殺人被害女性が飼っていた猫の面倒を見るシーンがほっこりした。最後の法廷のシーンは見入った。
 ・残念だったところ:途中の拘置所のシーンがよく観かける作品になりかけててだれかけた。中年男性弁護士の水虫(?)に苦しむシーンは過剰だった。
(5)個人的評価:★★★★☆

14. ファーゴ(シーズン1~3)

(1)制作国、公開年:アメリカ、2015~2017年。
(2)出演者:
シーズン1はマーティン・フリーマン、ビリー・ボブ・ソーントン、他。
シーズン2はパトリック・ウィルソン、ジェシー・プレモンス、キルスティン・ダンスト、他。
シーズン3はユアン・マクレガー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、キャリー・クーン、他。
(3)作品概略:このドラマは1996年の映画版「ファーゴ」をベースに作られている。映画版とドラマ版の話のつながりはないが、犯人が間抜けだったりどこかぶっ飛んでいて捜査する側もまともなのは一人とか僅かというところが同じ。
 シーズン1ではうだつの上がらない保険セールス員が子供の頃にいじめられていた同級生に再開し、またからかわれて怪我をする。怪我の治療に行った病院の待合室で反社の男と出会い、その話をしたところ事件となり、女性副署長が捜査を進める。
 シーズン2はシーズン1の女性副署長の父親が警官だった若いときに捜査した1979年の事件に遡った話。女性美容師がギャングの一人を車ではねてしまい死亡させ、それを肉屋店員の夫と証拠隠滅するがギャングにばれて追われる話。
 シーズン3は商売に成功して富豪になった兄をしがない保護観察官の弟が妬み、担当する仮釈放中の男を使って兄の希少な切手を盗みに行かせて思わぬ事件になる話。
(4)感想
 ・良かったところ:
 シーズン1は各登場人物が映画版に最も近かった。いじめられキャラの保険セールス員レスターがどんどん増長していく様子が面白かった。所長のビリーも無能だがお人よしで憎めないキャラクターだった。警官を辞めて郵便配達員になるガスは繊細な性格で苦労しながらも自分なりの人生を歩む良い父、良い夫である。ちなみにガスを演じるのはコリン・ハンクスでトム・ハンクスの息子らしい。知らずに観たが、父親譲りの良い役者かもしれない。
 シーズン2は肉屋店員と美容師の夫婦(エドとペギー)が普通そうな設定だが実はめちゃくちゃで面白かった。
 シーズン3は保護観察官レイは汚い風貌(でもマクレガーなのでイケメン)で、悪事も働くが、規則違反がばれて潔く辞職したり、恨んでいた兄を気遣ったりで、憎めないキャラクターだった。
・残念だったところ:
 シーズン1は反社のマルヴォは自分なりの正義感でいじめっ子を退治したのだろうが、その後の行動が自分にはよく分からなかった。
 シーズン2はギャング間の抗争とかは話が複雑になるだけで邪魔な感じがした。ギャングにいまいち感情移入できるキャラクターがなかった。
 シーズン3はユアン・マクレガーは良かったが、話がいまいち。無駄な長話、例え話、汚いシーンが多く邪魔だった。ユアン・マクレガーが二役やっていることに大分経ってから気付いたが、二役やる必然性がいまいち分からなかった。
(5)個人的評価:シーズン1は★★★★☆、シーズン2は★★★☆☆、シーズン2は★★☆☆☆

(2020.07.05追記)
映画版「ファーゴ」の評価記事はこちら ⇒ 2019冬 Amazon Prime Videoで今年観た映画の評価(32作品)

15. ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア(シーズン1~6)

(1)制作国、公開年:アメリカ、1999~2007年。
(2)出演者:ジェームズ・ガンドルフィーニ、他。
(3)作品概略:マフィアのボスのトニー・ソプラノとマフィア組織、家族を描く。トニーが精神科医にセラピーを受けているほど精神が不安定なことが作品の特徴。トニー、組織、家族にいろいろ問題あり、トニーを悩ます。
(4)感想
 ・良かったところ:登場人物が一癖あり、特にマフィア幹部なのにせこいポーリー、刑務所帰りで小柄なのに凶暴でアルパチーノみたいなリッチー、トニーの姉で自分勝手なジャニス、稼ぎ頭だが人格に問題があり信頼されていないラルフらの憎たらしいキャラクターが作品を面白くさせていた。最後以外、ストーリーに大きな山場はないが、トニー自身や家族や部下が次々と引き起こす問題に悩まされながらもトニーがボスらしく対処していくところが良かった。シーズン1~6まで長いがずっと楽しめ、もっと観たいと思える作品だった。
 ・残念だったところ:トニーが定期的にセラピーを受けるシーンはこのドラマの特徴なのだろうが、話が止まりだんだん邪魔に思えてきた。それも本編のストーリーが面白いためかもしれない。
(5)個人的評価:★★★★☆

 以上、私が今年Amazon Primeで観た連続ドラマの評価でした。