車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020初春 褥瘡治療入院中に年越ししました

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 2019年1月下旬に褥瘡で入院し、退院の目処もつかないまま病院で年を越しました。多少無理をしてでも外泊して自宅で年を越す患者が多いため病院が静かです。私はやもめ暮らしで特に自宅に帰る意味もないので病院でおとなしく過ごしました。大晦日の病院食ではそばも頂きました。おいしゅうございました。
< ↓ 大晦日の病院食 >
大晦日の病院食(年越しそばなど)

 その話は置いといて入院してもうすぐ1年になります。病院での年越しはなんと5回目です。最初の脊髄損傷の受傷(交通事故)で入院して2回、前回の長期褥瘡入院で2回、今回の褥瘡入院で1回です。もうベテランです。

 新年早々あれですが、今回の長期入院の経緯をまとめておきます。
・2019年1月中旬
前回治療(2017年末退院)のお尻の褥瘡手術部から浸出液が増えてだましだまし通院と自己処置で対応していたが、お尻に新たに出来た褥瘡の患部が露出(出血)したため入院。
・1月下旬
古い褥瘡を再手術(切除、縫合)し、完全ベッド生活を開始。新しい方の褥瘡部はノータッチング。
・2月上旬
インフルエンザ患者が多くベッドが足りないらしく退院を促され、不安に思いながらも指示通り手術後初めて車椅子に座ったら患部がつぶれたらしく大出血し、またベッド生活継続。なお、新しい方の褥瘡は何もせず3週間ほどでほぼ治っていた。
・2月下旬
ベッド上で座ったら褥瘡部の動脈が切れて大出血したので縫合。
・3月上旬。
一週間ほど下痢。先日、患部の殺菌のため抗生剤を点滴したときに善玉菌も殺菌したのだろう、とのこと。
・3月下旬
褥瘡部を再手術(切除、縫合)。手術5日後くらいから一週間ほど発熱、下痢。3月上旬に下痢したため今回の手術では抗生剤は使わなかったとのことで原因不明。これで、褥瘡が悪化。ベッド生活も継続。
・7月上旬
座るとまだ出血するが大分良くなったということで、不安ながらも促されて完全ベッド生活をやめ、尿道留置カテーテルが抜去され、指示通り車椅子に乗りはじめる。
・8月中旬
患部は良くなってきており、翌週には退院できそう、とのこと。
・9月上旬
手術した患部は薄皮で座っても悪化はしていないので、あとはまた自分で処置することとして退院しても良さそうとのこと。患部の白くふやけているところが気になったので質問したら切除され、その後浸出液が増えた。
・9月下旬
またふやけているところができたので切って縫った方が良いかも、とのこと。さんざん失敗して同じことの繰り返しなので次の手術、その後の処置をどう工夫するか聞いたが、ノーアイデア。その後、創の状況を診ながらカデックスとかフィブラストスプレーとかアクトシンとかで保存的治療。
・11月上旬
なかなか良くならないので誰かが提案してくれたらしく、患部をよく洗うため毎日のシャワーを開始(それまでは不定期で月に1回とか)。
・2020年1月現在
退院の目途つかず。すごく面倒でリスクもあるが(前回の長期入院時も最初に入院した大きな病院は3カ月で追い出され、転院先の病院が全くダメだったので自分で苦労して探して現在の病院にたどりついた)、転院した方が良いかも。

以上、新年早々湿っぽくなりましたが、今回の長期入院の経緯でした。