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脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020初春 ドラマ評「クローザー」(シーズン1)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「クローザー」(シーズン1)の評価とかです。今年Amazon Prime Videoで観た連続ドラマの2作品目です。
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ドラマ「クローザー」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト )

(1)作品:クローザー (原題:The Closer) (シーズン1)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2005年
(4)エピソード数、時間:全13話、45分~53分/話
(5)キャスト(出演者):キーラ・セジウィック、J・K・シモンズ、コリー・レイノルズ、G・W・ベイリー、トニー・デニソン、ロバート・ゴセット、マイケル・ポール・チャン、レイモンド・クルス、ジョン・テニー、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
 1話完結型のドラマ。「クローザー」とは犯人に罪を自白させて事件を締めくくる人のこと。自白のスペシャリストのブレンダ・ジョンソンがニューヨーク市警察の特捜班のチーフとして呼ばれてくる。ブレンダは美人で有能だが、初めは部下達に快く受け入れられない。それでもブレンダは特捜班をまとめて粛々と事件を捜査していく。
(7)感想
以下、部分的にネタバレあり。
・良かったところ
 事件と捜査は面白く、役者も頑張っていた。1話完結でよくまとまっていて観やすかった。明らかな駄作の回もなかった。
 チーフとして異動してきたブレンダを初めはなかなか受け入れてくれなかった部下も1話ごとにブレンダの実力、人柄を認め、チームワークが良くなっていくところが良かった。
 自白させることに特化した悪い意味でのニッチなところを狙いすぎたドラマかと危惧したが、ちゃんと事件を捜査していて楽しめた。いつも自白に成功する訳でもないところ、また、自白しないことが犯人にとって悪い結果になることもあったりしてマンネリせずに良かった。
 脇役のキャラクター、特に特捜班のガブリエル、タオ、プロベンザ、フリンが良かった。ガブリエルは若い真面目な黒人男性で異動初日からきつい感じのチーフのブレンダに変な先入観を持たずに従い、その後も誠実に業務外の雑用も含めてサポートした。タオはアジア系の男性でIT関係に強く、博識でときにひけらかすが嫌味がなく優しい。プロベンザは少しやさぐれた感じのする癒し系のおじさん。フリンは中年男性でブレンダを敵視していたが、過去の事件を再捜査したときに発覚したチョンボをブレンダに助けてもらって、複雑な心境ながらもブレンダの味方になる。
・残念だったところ
 肝心の主人公ブレンダ・ジョンソンのキャラクターが好きになれなかった。ブレンダは40歳くらい(?)のエリートの美人の女性で仕事ができるが、自宅を片付けられなかったり、方向音痴だったり、甘いお菓子が好きだったりと可愛いところもあるのよ的なしょうもないキャラ付けあり。上司とかつて交際していたり、FBIにステディがいて便利に使ったり、振り回したりしながらも愛されてたり。人の神経を逆なでるような声・口調になったり、顔芸が多かったり。Amazonで高評価レビューが多く、途中で主人公も好きになるかもと思いシーズン1を最後まで観たがダメだった。
 シーズン7までAmazon Primeで観られるがシーズン2以降は何かの拍子に観たくなるまで保留とする。
(8)個人的評価:★★★☆☆(Amazonレビューは2020年1月現在4.5個(レビュー数36))

 以上、「クローザー」(シーズン1)のレビューでした。