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2020早春 ドラマ評「バリー」(シーズン1)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「バリー」(シーズン1)の評価とかです。2018年公開のアメリカの作品です。殺し屋が引退して役者を目指したりする話です。
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ドラマ「バリー」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト )

(1)作品:バリー (原題:Barry)
(2)制作国:アメリカ(HBO)
(3)公開年:2018年
(4)エピソード数、時間:全8話、29分~33分/話
(5)キャスト(出演者):ビル・ヘイダー、ヘンリー・ウィンクラー、スティーヴン・ルート、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
 タイトルの「バリー」は主人公の名前。バリーは元海軍兵で帰還後は父親の友人ヒュークスの指揮の下で殺し屋をやっている。バリーはある依頼を受けてターゲットを追ういきさつで演劇のスクールに入り、役者を目指し、人生をやり直したいと考える。しかし、なかなか簡単に裏家業から足を洗うことはできずにもがく。
 2020年2月時点でAmazon Prime Videoで観られるのはシーズン1のみ。2019年にはアメリカでシーズン2が放映されているらしい。
(7)感想
以下、部分的にネタバレあり。
・良かったところ
 主人公バリーが人生をやり直したいというのがメインテーマで真面目で重いが、コミカルなキャラクター(反社のチェチェン人とか演劇のクジノー先生とか)やシーンが適度にあり、考えさせられたり、楽しかったりのバランスが良かった。
 主人公バリーのキャラクターがいかにもな殺し屋っぽくなくて人間味があって良かった。腕は確かだが、ピュアでお金にもあまり執着がなかったり、仲良くなったターゲットとか刑事を始末するのを躊躇したり、見放したはずの仲間を助けたり、逆に自分の身が危ないと判断したら冷酷に見方も始末してその後落ち込んだり。
 バリーの恋人サリーは気難しいところがあるが、オーディションで色々悔しい思いをするところは切なく良いシーンだった。
 1話約30分×8話というのも観やすかった。シーズン2もAmazon Primeで視聴可能になれば観たいと思った。
・残念だったところ
 バリーと仲間、チェチェン人、ボリビア人の抗争は話が少し雑に感じた。メインテーマがそこではないし、コメディ映画なのでわざとそうしているのかもしれないが、マフィアモノとかが好きな私はそこももっと楽しみたかった。
(8)個人的評価:★★★★☆(Amazonレビューは2020年2月現在4.5個(レビュー数34)) 

 以上、「バリー」(シーズン1)のレビューでした。