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脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020早春 ドラマ評「ハッピー・バレー 復讐の町」(シーズン1~2)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「ハッピー・バレー 復讐の町」(シーズン1~2)の評価とかです。2013年と2015年に公開のイギリスの作品です。重い話ですが、しっかり作られた良い作品だと思います。
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ドラマ「ハッピー・バレー 復讐の町」のシーン
(画像引用元:株式会社スーパーネットワーク公式サイト

(1)作品:ハッピー・バレー 復讐の町 (原題:Happy Valley) (シーズン1~2)
(2)制作国:イギリス(BBC)
(3)公開年:2013年(シーズン1)、2015年(シーズン2)
(4)エピソード数、時間:全6話/シーズン、50分~53分/話(シーズン1)、57分~60分/話(シーズン2)
(5)キャスト(出演者):サラ・ランカシャー、ジェームズ・ノートン、シヴォーン・フィネラン、チャーリー・マーフィー、ジョージ・コスティガン、スティーヴ・ペンバートン、他
(6)作品概略、あらすじ
・シーズン1
 イギリスのハッピー・バレーという田舎町を舞台とした話。主人公の女性巡査部長キャサリン・ケイウッドは娘のベッキーを自殺でなくしている。ベッキーはレイプされてできた子供ライアンを産んで6週間後に自殺したためである。この町で起こった誘拐事件をキャサリンらが捜査する。
 以下、さらに補足(部分的にネタバレあり)。
 ベッキーをレイプした犯人トミー・リー・ロイスが刑務所から出てきてまた犯罪を犯す。その引き金を引いたのは企業の経理担当の男性ケビン・ウェザリル。ケビンは娘を学費が高い学校に通わせたいと考え、昇給を経営者ネビソンに頼むが保留される。その後日、ケビンは家族と行ったキャンプ場でその経営者の男性アシュリーが違法薬物を扱っているところを見かけてしまい、逆にアシュリーに脅される。ケビンは身を守るためにもネビソンに昇給を保留された仕返しとしてネビソンの娘アンの誘拐をアシュリーに提案する。その後、ケビンはネビソンから娘の学費支援の提案と留守中の会社経営の代理を依頼されたため、誘拐をやめさせようとするがもう止められなくなり、誘拐実行犯ロイスらがむちゃくちゃする。

< ↓ シーズン1予告編 (YouTtube - Netflixチャンネル) >

・シーズン2
 シーズン1と同じキャスト・設定の続編で別の連続殺人事件を扱う。
 以下、さらに補足(部分的にネタバレあり)。
 捜査課の男性ジョンが愛人ビッキーに別れを告げるが、薬を盛られて意識を無くした状態で撮られた写真をネタに金を要求される。困ったジョンはビッキーから証拠品を回収しようとするが失敗し、衝動的に殺害してしまう。そこでジョンは自ら捜査の一員となっている前述の連続殺人事件の一つに偽装する。
(7)感想
 シーズン1も2もとても良い出来で、両シーズン6話とも早いペースで観た。重く、暗い話だが救いを求めて観続けた。犯罪被害者と遺族の苦しみ、特にそれによる遺族の関係の崩壊が痛々しく描かれていた。
 シーズン1は誘拐を持ちかけた後に中止させたいが実行犯を抑制できなくなるところ及び女性警官が捜査するところが好きな映画「ファーゴ」のような設定だった。
 主人公キャサリンの見た目が普通のどこにでもいそうな中年女性でリアリティがあった。脇役に男前、美人の役者を適度においてバランスをとっていた(?)。
 犯人側に良心を残した人間がいたのはわずかな救いになった。
 シーズン2では犯人ジョンが偽装工作でうまく逃げきれそうになったり、それが一転して追い詰められていくところがハラハラして楽しめた。
 連続殺人犯の生い立ち、その母親が切なかった。その前のいじめれている理由も最後に分かり切なかった。
(8)個人的評価:★★★★★(シーズン1~2まとめて)
(Amazonレビューは2020年2月現在、シーズン1:4.5個(レビュー数17)、シーズン2:5個(レビュー数19)
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
●キャサリン・ケイウッド/女性巡査部長。主役。/サラ・ランカシャー(Sarah Lancashire)。
●ベッキー/キャサリンの娘。レイプされ息子ライアンの出産後自殺した。
●トミー・リー・ロイス/ベッキーをレイプして服役から戻ってきた男/ジェームズ・ノートン(James Norton)。

James Norton
(画像引用元:株式会社スーパーネットワーク公式サイト

●ケビン・ウェザリル/企業の経理担当の男。誘拐話の立案者。/スティーヴ・ペンバートン(Steve Pemberton)。
●ネビソン・ギャラガー/ケビンが勤める会社の男性経営者/ジョージ・コスティガン(George Costigan)。
●アシュリー/キャンプ場の経営者の男/ジョー・アームストロング(Joe Armstrong)。
●クレア・カートライト/キャサリンの妹/シヴォーン・フィネラン(Siobhan Finneran)。

Siobhan Finneran
(画像引用元:株式会社スーパーネットワーク公式サイト

●ライアン/ベッキーの息子、即ちキャサリンの孫/リース・コナー(Rhys Connah)。
●アン・ギャラガー/ネビソンの娘。誘拐される。/チャーリー・マーフィー(Charlie Murphy)。

Charlie Murphy
(画像引用元:株式会社スーパーネットワーク公式サイト

●ルイス/誘拐犯の一員/アダム・ロング(Adam Long)。
●ダニエル/キャサリンの息子。ベッキーの弟。/カール・デイヴィス(Karl Davies)。
●ルーシー/ダニエルの妻/アメリア・ヤング(Amelia Young)。
●リチャード/キャサリンの元夫/デレク・リドル(Derek Riddell)。
●ヘレン・ギャラガー/ネビソンの妻/ジル・ベイカー(Jill Baker)。
●ジェニー・ウェザリル/ケビンの妻/ジュリア・フォード(Julia Ford)。
●カーステン/キャサリンの部下の女性警官/ソフィー・ランドル(Sophie Rundle)。

(以下、シーズン2以降の出演者)
●ジョン/捜査課の男/ケヴィン・ドイル(Kevin Doyle)。
●ビッキー/ジョンの愛人の女性/アメリア・ブルモア(Amelia Bullmore)。
●リン・デューハース/トミーの母親/キャロライン・オニール(Caroline O'Neill)。
●フランシス・ドラモンド/トミーにつくす女/シャーリー・ヘンダーソン(Shirley Henderson)。

Shirley Henderson
(画像引用元:株式会社スーパーネットワーク公式サイト

●ウィーランド/ライアンの通う学校の女性教師。
●イリンカ/人身売買されていたクロアチア人の女性/イヴァナ・バシッチ(Ivana Basic)。
●ダリル/いじめに会う農家の少年/ロバート・エムズ(Robert Emms)。
●アリソン/ダリルの母親/スーザン・リンチ(Susan Lynch)。
●ショーン・バルムフォース/連続殺人事件の容疑者。ネビソンの会社を解雇されていた。/マシュー・ルイス(Matthew Lewis)。
●ニール/クレアの男友達/コン・オニール(Con O'Neill)。
●ウィニー/キャサリンの隣人女性。イリンカの通訳や面倒をみる。/アンジェラ・プレザンス(Angela Pleasence)。
●テイラー/キャサリンの上司の男性/リック・ワーデン(Rick Warden)。
●ジョイス/警察署の受付の女性。キャサリンの友人。/Ishia Bennison。
●ジョディ/女性捜査官/キャサリン・ケリー(Katherine Kelly)。
●レオニー/娼婦。殺されかけて警官を呼んだが真面目に取り扱われず。/Hebe Beardsall。
●アマンダ/ジョンの妻/ジュリー・ヘズモンドハルグ(Julie Hesmondhalgh)。
●シェパード/捜査官/ヴィンセント・フランクリン(Vincent Franklin)。

 以上、「ハッピー・バレー 復讐の町」(シーズン1~2)のレビューでした。