7/4に開催されたJリーグ第2節の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズについてです。ド素人の鹿島ファンの感想です。
1. 試合結果
川崎フロンターレ 2 - 1 鹿島アントラーズ
得点者:2分谷口彰悟(川崎)、30分長谷川竜也(川崎)、32分オウンゴール(鹿島)
2. 試合前の状況、予想など
新型コロナの影響で鹿島は2/23の第1節サンフレッチェ広島との対戦から4か月ちょっとぶりの試合である。今シーズン、選手、監督含めスタッフが大きく入れ替わった新体制で1/28のACLプレーオフのメルボルン戦、2/16のルヴァン杯の名古屋グランパス戦から無得点で3戦全敗している。この延期された期間でどれだけ修正してきたか注目される。対戦相手は鹿島が苦手とする川崎フロンターレであり、楽しみでもある。
また、今シーズンは新型コロナの影響で過密日程になり交代枠が5名まで広がった。これの活用も楽しみである。
鹿島のCBの先発は犬飼選手と町田選手。奈良選手は怪我のためかベンチ外。圧倒的なフィジカルを持つブエノ選手がリーグ再開前に移籍し、CBの層が薄くなった。強力な攻撃陣を誇る川崎を相手に若手の町田選手がどれだけできるかが重大である。FWの先発は土居選手とエヴェラウド選手。川崎相手に少ないと思われるチャンスに決められるかが重要。攻撃力を期待される上田選手、荒木選手、松村選手はベンチ外。
3. 試合展開(ハイライト)
(掲載元:YouTube - Jリーグ公式チャンネル)
2分、川崎は左のコーナーキックから細かくつないで左に戻して家長選手が中央右に上げ走り込んだ谷口選手が右足でゴールして1-0。
4分、鹿島は和泉選手が左から右足でシュートするがわずかに枠外。
6分、川崎はレアンドロ選手がペナルティエリアに入り込むが町田選手の守備で止められる。
6分、鹿島はアラーノ選手が左サイドから持ち上がりクロスを入れようとするがDFの足にかかる。
11分、川崎はゴール前でつないで攻めるが和泉選手がパスカット。
13分、鹿島は永戸選手がミドルシュートを放つがDFの足にかかる。
15分、鹿島は内田選手がボールを奪われ、ファールで止めてイエローカード。
17分、川崎は細かくつなぎ、左サイドからクロスを上げ、右サイドから入ってきた山根選手がシュートするが枠外。
21分、鹿島は三竿選手が相手陣の右サイドでうまくボールを奪うがファール。
22分、川崎は長谷川選手が自陣でアラーノ選手からボールを奪い、ドリブルで抜け出すが最後に犬飼選手が止める。
25分、飲水タイム。
30分、川崎は右サイドから家長選手が左足で左サイドへ大きなクロスを入れ、長谷川選手がうまくトラップして内田選手をかわし左足でシュートしてゴールし2-0。
30分、鹿島のアラーノ選手のミドルシュートは相手に当たりコーナーキックをゲット。
32分、鹿島は左からのコーナーキックをアラーノ選手が右足で蹴り、レアンドロ選手のヘッドがオウンゴールとなり2-1に追い上げる。
32分、鹿島は町田選手の前方へのフィードからつなぎアラーノ選手から受けたパスを土居選手がシュートを放つがわずかに合わず。
34分、鹿島は右サイドのフリーキックの流れからアラーノ選手が左足でシュートするがわずかに枠外。
40分、川崎は左サイドから崩し登里選手がクロスを上げようとするが内田選手が止める。
42分、鹿島の和泉選手に対して遅れてタックルに行った家長選手にイエローカード。
44分、川崎は左サイドから登里選手がドリブルでスルスル上がるが鹿島が何とか止めてゴールキック。
前半は川崎が2-1でリードして後半へ折り返し。
後半1分、鹿島は右サイドから内田選手が相手を抜ききらずに良いクロスを上げるが味方に合わず。
後半5分、川崎は左サイドから登里選手がクロスを入れるがゴールラインを割る。
後半9分、鹿島はエヴェラウド選手がドリブルで抜け出しシュートを放つがソンリョン選手のスーパーセーブ。
後半11分、川崎は右サイドから家長選手が左足でクロスを入れ、長谷川選手がダイビングヘッドで合わすが枠外。
後半13分、鹿島は内田選手のクロスをフリーのエヴェラウド選手が左足でシュートするがヒットせず。
後半14分、鹿島は内田選手に替えて広瀬選手、土居選手に替えて伊藤翔選手を投入。
後半16分、川崎は脇坂選手に替えて旗手選手を投入。
後半19分、鹿島はレオシルバ選手のペナルティーエリアへのフィードに右サイドから広瀬選手が走り込むがソンリョン選手がいち早く反応して抑える。
後半21分、鹿島はアラーノ選手に替えて遠藤選手を投入。
後半22分、飲水タイム。
後半25分、鹿島は左サイドから永戸選手がグラウンダーのクロスを入れるが味方にわずかに合わず。
後半25分、鹿島は右サイドの広瀬選手のクロスを伊藤選手がヘッドで合わすが枠外。
後半26分、鹿島はレオシルバ選手に替えて永木選手、和泉選手に替えて染野選手を投入。
後半28分、川崎は長谷川選手に替えて斎藤選手、家永選手に替えて森田選手を投入。
後半30分、鹿島は町田選手の足が相手の足元に入りイエローカード。
後半31分、川崎の左サイドからの斎藤選手のクロスは広瀬選手がブロックしてコーナーキック。
後半34分、鹿島はエヴェラウド選手が左サイドから右サイドに大きく振り広瀬選手が中に折り返すが味方にわずかに合わず。
後半35分、鹿島の永戸選手をつぶした山根選手にイエローカード。
後半36分?、鹿島は永木選手がフリーキックで右足でゴールへ向かう鋭いボールを入れるが味方に合わず。
後半37分、川崎は登里選手に替えて車屋選手を投入。
後半39分、鹿島は中央やや右から遠藤選手が左サイドの深いところにロングパスを送り永戸選手が走り込んでダイレクトで中央に折り返し、こぼれたボールを染野選手が少しアウトにかけた右足シュートを放つがバーに弾かれる。
後半41分、鹿島は左サイドから遠藤選手のクロスを上げ、飛び込んだ染野選手がトラップしてDFに倒されるがノーファール。ファールをアピールした永木選手にイエローカード。
後半50分、試合終了。2-1で鹿島の惜敗。
4. 出場選手と特記プレー
4.1. 鹿島アントラーズ
4.1.1. 鹿島アントラーズの先発メンバー
・GK 1 クォン スンテ
後半、強烈な向風に苦しむ場面もあったが落ち着いてプレーした。2失点はノーチャンス。
・DF 2 内田 篤人(60分アウト)
前半40分、登里選手のクロスを防いだ。後半1分、13分のクロスは質が高かった。
・DF 39 犬飼 智也
前半22分、長谷川選手のドリブルを止めた。
・DF 28 町田 浩樹
前半32分の前方へのフィードは良かった。
・DF 14 永戸 勝也
左サイドから良いクロスをたくさん入れた。
・MF 20 三竿 健斗
ファールと判定されたが良いボール奪取があった。
・MF 4 レオ シルバ(72分アウト)
後半9分の広瀬選手を走り込ませたペナルティエリアへのフィードは良かった。
・MF 7 ファン アラーノ(67分アウト)
前半32分のコーナーキックで相手のオウンゴールを生んだ。
・MF 11 和泉 竜司(72分アウト)
前半11分の守備は良かった。前半42分の左サイドの粘りで家長選手にイエローカードを出させた。
・FW 8 土居 聖真(60分アウト)
ボールをつないだ。前半32分のシュートは惜しかった。
・FW 9 エヴェラウド
後半9分のドリブルからのシュートはソンリョン選手のスーパーセーブに阻まれたが良いプレーだった。
4.1.2. 鹿島アントラーズの控えメンバー
・GK 21 曽ヶ端 準
・DF 22 広瀬 陸斗(60分イン)
良いクロス、守備があった。
・DF 33 関川 郁万
・MF 25 遠藤 康(67分イン)
長めの良いクロス、パスでチャンスを作った。
・MF 6 永木 亮太(72分イン)
速く質の高いフリーキックがあった。
・FW 15 伊藤 翔(60分イン)
良いヘディングシュートがあった。
・FW 19 染野 唯月(72分イン)
バーに弾かれた右足シュートは惜しかった。遠藤選手からのクロスを受けるトラップは大きく跳ねてしまったが良いタイミングでスピードもある抜け出しだった。
4.2. 川崎フロンターレ
4.2.1. 川崎フロンターレの先発メンバー
・GK 1 チョン ソンリョン
後半9分のエヴェラウド選手のシュートをスーパーセーブで止めた。その他、落ち着いてピンチを防いだ。
・DF 13 山根 視来
・DF 4 ジェジエウ
鹿島の攻撃をよく跳ね返していた。
・DF 5 谷口 彰悟
前半開始早々の先制点は落ち着いていた。
・DF 2 登里 享平(83分アウト)
左サイドのドリブルで鹿島を苦しめた。
・MF 25 田中 碧
・MF 10 大島 僚太(83分アウト)
足元のプレーが上手かった。
・MF 8 脇坂 泰斗(62分アウト)
・FW 41 家長 昭博(74分アウト)
1点目の谷口選手のゴールをアシストした。2点目の登里選手の得点につながる左サイドからの左足のクロスも見事だった。その他も良いクロスがあった。
・FW 16 長谷川 竜也(74分アウト)
2点目のトラップからシュートの一連のプレーは見事だった。ドリブルもキレがあった。
・FW 9 レアンドロ ダミアン
オウンゴールは不運だった。
4.2.2. 川崎フロンターレの控えメンバー
・GK 24 安藤 駿介
・DF 7 車屋 紳太郎(83分イン)
・MF 19 齋藤 学(74分イン)
・MF 22 下田 北斗(83分イン)
・MF 6 守田 英正(74分イン)
・FW 20 宮代 大聖
・FW 30 旗手 怜央(62分イン)
5. 試合後の感想とか
鹿島はまた負けてしまった。しかし、強豪の川崎フロンターレに対して2-1とわずか1点差であり、追いつくチャンスも多く、運がなかっただけである。温存している主力メンバーも多い。完全にチームの状態は上向いている。流れは完全に鹿島に来ている。