僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「ブリーズ ~光と影~」(シーズン1)の感想とかです。2020年公開のインドのサスペンスドラマです。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime )
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト)
(1)作品:ブリーズ ~光と影~ (原題:BREATHE: INTO THE SHADOWS) (シーズン1)
(2)制作国:インド
(3)公開年:2020年
(4)エピソード数、時間:6話、42分~58分/話
(5)キャスト(出演者):アビシェーク・バッチャン、アミット・サダー、ニティヤ・メネン、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
インドのサスペンスドラマ。デリー在住の精神科医のアヴィナシュ・サバルワルと妻アバは6歳の娘シアを誘拐される。数か月も過ぎて犯人から来た要求はある人物の殺害であった。
< ↓ 予告編 (YouTube - Amazon Prime Video India チャンネル) >
(7)感想
展開には驚かされた。
アヴィナシュも警部のカビールも有能すぎる気がしたが、駆け引きを楽しめた。
以下、ネタバレあり、また否定的な感想なのでもしあれでしたら薄目で見てください。
シリーズ中盤くらいに意外な事実が明かされるのだが、そこからは大きな盛り上がりもなくちょっと長く感じた。
誘拐犯のアヴィナシュに対して殺人を要求する際のラーヴァナの引用がすっきりしなかった。本作品の核と思われるのに。ラーヴァナは10の頭を持つ魔王で10の頭は人間の煩悩の「怒り」とか「色欲」とかの10個に対応するらしい。誘拐犯はアヴィナシュに対して、ある人物はその人物の「怒り」で殺せ、ある人物はその人物の「色欲」で殺せ、とか要求する。アヴィナシュはそれに応じて殺しているという流れだったが、訳がおかしいのか自分の理解力がないのか要求の意味もよく分からないし、殺害方法が要求に合致しているようにも思えなかった。ラーヴァナの引用に無理やり感を感じた。キリスト教の七つの大罪を扱った映画「セブン」とも被るし、モヤモヤした。
BGMがうるさいのもマイナスポインツだった。
(8)個人的評価:★★★☆☆(Amazonレビューは2020年8月現在、★3.9個(レビュー数7))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
●アヴィナシュ・サバルワル/精神科医の男性。誘拐された少女シヤの父。/アビシェーク・バッチャン(Abhishek Bachchan)(少年期はVarin Roopani(10代)、Dwij Vala(8歳時))。
●カビール・サワント/ムンバイの男性警部。6カ月の懲役を終えてデリーに行く。/アミット・サダー(Amit Sadh)。
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト)
●アバ・サバルワル/アヴィナシュの妻。誘拐された少女シヤの母。ホテルのシェフ。/ニティヤ・メネン(Nithya Menen)。
●シヤ・サバルワル/6歳の少女。アヴィナシュとアバの娘。友達サラの誕生日会で誘拐される。糖尿病を患っている。/イヴァナ・カウル(Ivana Kaur)。
●プラカシュ・カンブレ/男性刑事。カビールの部下で共にデリーに行く。/リシケーシュ・ジョーシー(Hrishikesh Joshi)。
●ガヤトリ・ミシュラ/女子医学生。シヤの少し前に行方不明となった。/Resham Shrivardhan。
●メグナ/カビールが過去担当した事件の巻き添えで障害を負った女性。電動車椅子ユーザー。アニメーター。/Plabita Borthakur。
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト)
●ゼバ・リズヴィ/デリー刑事部の女性刑部/シュラーダ・カウル(Shradha Kaul)。
●ジャイプラカシュ(愛称JP)/デリー刑事部の男性刑事。プラカシュと見た目も役柄も似ているが眉毛がつながっている方。/シュリカント・ヴェルマ(Shrikant Verma)。
●プリトパル・シン・バラジ/誘拐犯がアヴィナシュに殺害を要求した男性。ラーヴァナの「怒り」担当。キッチン用品店経営者。細菌恐怖症。/クルジート・シン(Kuljeet Singh)。
●ニンモ/プリトパルの妻。
●デブリナ/アヴィナシュが勤める(経営する?)クリニックの事務の女性。/Debbie Thokchom。
●ナターシャ・ガレワル/誘拐犯がアヴィナシュに殺害を要求した女性。ラーヴァナの「色欲」担当。/シュルティ・バプナ(Shruti Bapna)。
●ヴァルテ/ムンバイでカビールに追われてメグナを人質にして障害を負わせた男。
●ビンダル/アヴィナシュが過去に診察していた男性患者。
●ヴィヴィアンカ/ナターシャの恋人(女性)。
●クリシュナン・ムールティ/アヴィナシュが過ごした学校の校長。アヴィナシュは「パパ」と呼び父のように慕った。/ニザルガル・ラヴィ(Nizhalgal Ravi)。
●ナラン/アヴィナシュが少年時代にかかった精神科医の男性/Shataf Figar。
●J/アヴィナシュのもう一つの人格。右脚を引きずって歩く。
●アールティ/アバがナターシャに対して名乗った偽名。
●アンガド・パンディット/誘拐犯がアヴィナシュに殺害を要求した男性/パワン・シン(Pawan Singh)。
●ケサリ/カビールに暴行された男性。道路での選挙活動が邪魔とかで。
●シャーリー/娼婦。Jと知りあい、好意を持つ。/サイヤミ・ケール(Saiyami Kher)。
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト)
●グーフィー/アヴィナシュが少年時代に可愛がっていた近所の(?)子犬。
●ヒマンシュ/アヴィナシュの医学校時代の友人の男性。
●Tejinder Singh/デリー刑事部の副本部長/スニル・グプタ(Sunil Gupta)(?)。
●ラジャン/デリー刑事部の男性刑事。
●マトゥル/デリー刑事部の男性刑事。
●サラ/シヤの友達。
●シャンキー/メグナの同僚の男性。
以上、ドラマ「ブリーズ ~光と影~」(シーズン1)のレビューでした。