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2020冬 映画評「希望の灯り」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「希望の灯り」の感想とかです。2018年公開のドイツの作品です。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime ) 

映画「希望の灯り」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト

(1)作品:希望の灯り (原題:In den Gängen、英題:In the Aisles)
(2)制作国:ドイツ
(3)公開年:2018年
(4)作品時間:2時間5分
(5)監督:トーマス・ステューバー
(6)キャスト(出演者):フランツ・ロゴフスキ、ペーター・クルト、ザンドラ・ヒュラー、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
 無口で刺青がある青年クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)が巨大スーパーマーケットの在庫管理係として働くことになる。飲料部門責任者の中年男性ブルーノ(ペーター・クルト)の指導の下、クリスティアンは未経験の職場でフォークリフトの運転も習得しながら真面目に働く。クリスティアンは菓子部門の年上の女性マリオン(ザンドラ・ヒュラー)が気になる。
 原題のドイツ語「In den Gängen」、英題の「In the Aisles」は直訳すると「通路で」となる。
(8)感想
 部分的にネタバレあり。
 無口で気弱そうだがいかつい刺青があり過去に何かありそうな青年クリスティアンが不慣れな職場で真面目に粛々と働き、上司の中年男性ブルーノが余計な詮索などをせずに受け入れ指導していくところが良かった。クリスティアンが一目ぼれする女性もありがちな若い美人ではなく年上の訳ありそうな既婚者女性マリオンというのも切なくて良かった。リアリティーのある作品で良かったが、もう少し事件があればと思った。最後のブルーノの行動は大きな事件でなんとなく前ふりもあったが動機がよく理解できなかった。邦題を「希望の灯り」とした理由もよく分からなかった。
(9)個人的評価:★★★★☆ (Amazonレビューは2020年12月現在4個(レビュー数73))
(10)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順で極力ネタバレを避けてメモしておく。
クリスティアン/在庫管理係の新人の男性。無口で刺青がある。/フランツ・ロゴフスキ(Franz Rogowski)。
ブルーノ/クリスティアンの上司の男性。飲料部門責任者。/ペーター・クルト(Peter Kurth)。
マリオン/菓子部門の既婚女性。クリスティアンが一目ぼれする。/ザンドラ・ヒュラー(Sandra Hüller)。
ルディ/放送部門(?)の男性。/アンドレアス・ロイポルト(Andreas Leupold)。
クラウス/冷凍食品部門の男性。電動ハンドリフトを使う。/ミヒャエル・シュペヒト(Matthias Brenner)。
ユルゲン/売店部門(?)の男性。ブルーノのチェス相手。/マティアス・ブレンナー(Matthias Brenner)。

 以上、「希望の灯り」のレビューでした。