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2021初春 ドラマ評「パレーズ・エンド」(シーズン1)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「パレーズ・エンド」(シーズン1)の感想とかです。2012年公開のイギリス、アメリカ制作の作品です。

ドラマ「パレーズ・エンド」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト )

(1)作品名:パレーズ・エンド (原題:Parade's End) (シーズン1)
(2)制作国:イギリス(BBC)、アメリカ(HBO)
(3)公開年:2012年
(4)エピソード数、時間:5話、57分~59分/話
(5)キャスト(出演者):ベネディクト・カンバーバッチ、レベッカ・ホール、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
原作はイギリスの作家フォード・マドックス・フォードの小説。舞台は1900年代初頭のイギリス。統計局に勤める知的で紳士的な男性クリストファー・ティージェンス(ベネディクト・カンバーバッチ)は列車内で知りあった女性シルヴィア・サタスウェイト(レベッカ・ホール)とその場で関係を持つ。その後、クリストファーはシルヴィアに妊娠を告げられて結婚する。シルヴィアは奔放な性格で浮気もするがクリストファーは目をつぶる。そんなすさんだ日々の中、クリストファーは婦人参政権を訴える活動家の女性ヴァレンタイン・ワノップ(アデレイド・クレメンス)と出会う。
(7)感想
 イギリスの階級社会とか宗教とかが絡んでいていまいち理解できていないが(ティージェンス家の地位とかサタスウェイト家が何をしているのかとか両家の宗教の違いとか)、わりと楽しめた。

 以下、部分的にネタバレあり。

 クリストファーのシルヴィアとの初対面での軽い行動と対照的なストイックぶり(?)とかシルヴィア、イーディスの心の変化する様子を楽しめた。
 クリストファー役のベネディクト・カンバーバッチはシャーロック・ホームズ役のドラマ「シャーロック」しか観ていないためか本作品でも知的な役がハマって見えた。
 年月の流れが分かりにくい(登場人物の見た目が変わらない)のと少し緩いのがマイナスポインツ。
(8)個人的評価:★★★☆☆
(Amazonレビューは2021年1月現在、4個(レビュー数11))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
クリストファー・ティージェンス/統計局の男性。知的で紳士的で有能だが出世には興味ない。/ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)。
シルヴィア・ティージェンス(旧姓サタスウェイト)/クリストファーの妻となる。クリストファーとは列車内で知りあった。奔放な性格。/レベッカ・ホール(Rebecca Hall)。
ヴィンセント・マクマスター/クリストファーの同僚で友人の男性。評論家でもある。/スティーヴン・グレアム(Stephen Graham)。
ヴァレンタイン・ワノップ/婦人参政権を訴える活動家の女性。足が速い。/アデレイド・クレメンス(Adelaide Clemens)。
イーディス・ドゥーシュマン/牧師の妻。後にヴィンセントと結婚。/アンヌ=マリー・ダフ(Anne-Marie Duff)。
マイケル/クリストファーとシルヴィアの息子。
マーク・ティージェンス/クリストファーの兄。運輸省の事務次官(第4話時点)。/ルパート・エヴェレット(Rupert Everett)。
キャンピオン/大将/ロジャー・アラム(Roger Allam)。
エドワード・ワノップ/ヴァレンタインの弟。水兵(?)。/フレディ・フォックス(Freddie Fox)。
ジェラルド・ドレーク/シルヴィアの結婚前の交際相手の男性。妻がいる。/ジャック・ヒューストン(Jack Huston)。
ポッティ・ペローン/シルヴィアの浮気相手の男性。シルヴィアと駆け落ちする。/トム・マイソン(Tom Mison)。

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 以上、ドラマ「パレーズ・エンド」(シーズン1)のレビューでした。