僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「任務代行人」(シーズン1)の感想とかです。2019年公開のウクライナの作品です。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
(1)作品名:「任務代行人」 (原題:Артист、英題:The Assignment、Artist(二通りある?)) (シーズン1)
(2)制作国:ウクライナ
(3)公開年:2019年
(4)エピソード数、時間:8話、44~46分/話
(5)キャスト(出演者):ミハイル・ガブリロフ、エフゲニア・ロザ、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
回ってくる仕事が脇役の警官役ばかりの男優のマキシム・ネステレンコは高利貸しの男イゴー・バローガに借金があった。返済に困ったマキシムはイゴーから怪しげな仕事を引き受ける。
以下、少しネタバレありの作品概要。
余り売れていない男優マキシムが成り行きでレメシェフ警部に成りすまして同僚達と数々の事件を捜査していく話。一話で一件の事件を扱う。それと並行して全話を通して借金した相手が迫ってきたり。
(7)感想
それなりに楽しめ、ぎりぎり全8話観終えられるレベルだった。
以下、部分的にネタバレあり。
ウクライナのドラマは途中で挫折した「正義へのカウントダウン」以来、2作目の視聴だった。「正義へのカウントダウン」はタクシー運転手が継続的に警察の捜査に協力する(というより警察以上に活躍する)という話で、本作は俳優が刑事に成りすまして大活躍するという話だった。共に無理目な設定だったが本作の方がそれなりに楽しめ、ぎりぎりシーズン最後まで観られるレベルだった。そのときの気分にもよるし全8話と少なめということもあったかも(カウントダウンは10話)。俳優業ならではの演技力や出演した刑事モノ作品の話や役作りで経験した武術や嘘を見抜く力(俳優業は関係ない?)を捜査に活用していて微笑ましかった。
「正義へのカウントダウン」のレビュー記事はこちら ⇒ 2020秋 ドラマ評「正義へのカウントダウン」(シーズン1)
(8)個人的評価:★★★☆☆
(Amazonレビューは2021年2月現在、★5個(レビュー数2))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
●マキシム・ネステレンコ/元役者でレメシェフ警部に成りすます男性。35歳。役者としては脇役で刑事役ばかりしてきた。/ミハイル・ガブリロフ(Mikhail Gavrilov)。
●レメシェフ・アレクセイ・ヴァディモビッチ/自動車事故を起こしたマキシムを救助後に亡くなった男性警部。マキシムに似ていた。
●ナスティア・リトビノビッチ/女性警部。リーダー。/エフゲニア・ロザ(Eugene Loza)。
●ペトル・フォミン(ペチャ)/男性警部。ナスティアに想いを寄せる。豊川七段に少し似ている。/アレクサンドル・ポザルスキー(Aleksandr Pozharskiy)。
●ヴィタリック・ネデルコ(ヴィタリー)/男性刑事/イヴァン・ザルスキー。
●ヴィクター・ツヴェトコフ/警察署長の男性。
●ソロミン/検視官の男性/コンスタンティン・ダニリュック(Kostyantyn Danylyuk)。
●マリンカ/マキシムの元妻。再婚している。
●アリオナ/マキシムとマリンカの実の娘。マリンカとその再婚相手と暮らしている。
●ドミトリー/ナスティアの父。ナスティアと同居している。妻を亡くしている。
●インガ・ゾリーナ/マキシムがレストランでナンパした女性。オールバック。/イリーナ・ノバック(Irina Novak)。
●イゴー・バローガ/高利貸しの男。借金を返済できないマキシムに怪しげなブリーフケースを運ぶ仕事をさせた。
●コーバット/イゴーに雇われブリーフケースとマキシムを追う男。
●ヴィント/イゴーの子分二人組の片割れ(もう一人の名前は不明)。
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以上、ドラマ「任務代行人」(シーズン1)のレビューでした。