僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「ザ・スプリット 離婚弁護士」(シーズン1)の感想とかです。2018年公開のイギリスの作品です。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
(1)作品名:ザ・スプリット 離婚弁護士 (原題:THE SPLIT) (シーズン1)
(2)制作国:イギリス(BBC)
(3)公開年:2018年
(4)エピソード数、時間:6話、52分/話
(5)キャスト(出演者):ニコラ・ウォーカー、アナベル・スコーリー、フィオナ・バトン、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
主人公は離婚案件を専門的に扱うロンドンの女性弁護士ハンナ・スターン。ハンナの夫ネイサンも弁護士で二人の娘と一人の息子がいる。ハンナは母ルース、妹ニーナとやってきた老舗の弁護士事務所を出て別の弁護士事務所に移った。そこでの複数の離婚案件やハンナ自らの家族の問題にも向き合う様子を描く。
< ↓ 予告編 (YouTube - Amazon Prime Video BBC Trailersチャンネル) >
(7)感想
好きなドラマ「埋もれる殺意」シリーズと同じくニコラ・ウォーカー主演で同じくBBC制作。自分が抱いているBBCのイメージらしくしっかりした脚本で見応えある作品だった。
以下、部分的にネタバレあり。
有能な女性弁護士が活躍しまくる単なる痛快ヒーローモノでないところもBBCらしくて良かった。
序盤は登場人物をまだ把握していないうちに進行中の男性コメディアンのレックスらの離婚案件と新規の社長(?)デイヴィらの離婚案件の話がどんどん進みもったいなかった。後で軽く見返してレックスを弁護しているのがニーナで元(?)妻サラを弁護しているのが姉ハンナということが分かった。なんで姉妹で争う形になったのかは分からなかった。デイヴィの件はハンナが顧客予定のデイヴィをいつ失ったのか分からなかったが、見返してニーナがレックスの件でハンナの事務所に行ったときに書類を盗み見して顧客デイヴィに営業をかけたと分かった。
ハンナが弁護士として見てきた事例や自らの家族の経験を基に依頼者の立場になり、親身に助言をしつつプロの仕事をしていくところが良かった。
中盤くらいまでは良かったが、終盤はハンナの女性の部分が多く出てきてちょっとだれたのが惜しい。
(8)個人的評価:★★★☆☆
(Amazonレビューは2021年2月現在、★4.3個(レビュー数14))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
(↓ハンナの家族とか)
●ハンナ・スターン/女性弁護士。離婚案件を扱ってきた。三姉妹の長女。二人の娘と一人の息子がいる。母ルース、妹ニーナとやってきた老舗の弁護士事務所を出て別のN&H弁護士事務所に移った。夫ネイサンも別事務所の弁護士。/ニコラ・ウォーカー(Nicola Walker)。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
●ルース・アリス・デフォー/三姉妹ハンナ、ニーナ、ローズの母。弁護士。夫オスカーとは離婚している。/デボラ・フィンドレイ(Deborah Findlay)。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
●オスカー・デフォー/ハンナの父。30年前に若い女性マヤと不倫の後、失踪した。ルースとは離婚してアメリカに住んでいるが、突然、帰国して元の家族の前に現れる。/アンソニー・ヘッド(Anthony Head)。
●ネイサン・スターン/ハンナの夫。ハンナとは別の事務所の弁護士。/スティーヴン・マンガン(Stephen Mangan)。
●ニーナ・デフォー/ハンナの妹。三姉妹の次女。母ルースの事務所の弁護士。独身。/アナベル・スコーリー(Annabel Scholey)。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
●ローズ・デフォー/ハンナ、ニーナの妹。三姉妹の三女。ベビーシッター。ジェームズと婚約している。/フィオナ・バトン(Fiona Button)。
●リヴ・スターン/ハンナとネイサンの長女。16歳。/エリザベス・ロバーツ(Elizabeth Roberts)。
●ヴィニー・スターン/ハンナとネイサンの息子/トビー・オリヴァー(Toby Oliver)。
●ティニー・スターン/ハンナとネイサンの次女/モリー・コーウェン(Mollie Cowen)。
●ジェームズ/ローズの婚約者の男性/ルディ・ダーマリンガム(Rudi Dharmalingam)。
(↓ハンナの同僚とか)
●クリスティ・カーマイケル/ハンナの同僚の男性。ハンナと過去何かあったらしい。/バリー・アトスマ(Barry Atsma)。
●ザンダー/ハンナの同僚(上司?)の男性/チャック・イウジ(Chukwudi Iwuji)。
●マギー・ラヴェル/ハンナの同僚(部下?)の女性/エローラ・トーチア(Ellora Torchia)。
(↓案件その1関係者とか)
●レックス・ポープ/コメディアンの男性。妻との離婚協議中。弁護士はニーナ。/マシュー・ベイントン(Mathew Baynton)。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
●サラ・ポープ/レックスの元(?)妻。レックスと同じ業界人。弁護士はハンナ。/タニヤ・フランクス(Tanya Franks)。
●エディ・ポープ/レックスとサラの息子/ジャック・ライリー(Jack Riley)。
(↓案件その2関係者とか)
●デイヴィ・マッケンジー/社長(?)。ゴールディの夫。離婚を希望し、担当になりかけたハンナに替えて、ルースに依頼する。/スティーブン・トンプキンソン(Stephen Tompkinson)。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )
●ゴールディ/デイヴィの妻。ハンナに離婚の弁護士業務を依頼する。デイヴィの会社の取締役。/ミーラ・サイアル(Meera Syal)。
●イヴォンヌ/ゴールディの友人の女性/マギー・オニール(Maggie O'Neill)。
(↓案件その3関係者とか)
●ディアロ/スポーツ選手の男性。ケルジーとの婚前契約の代理をローレンがする。/Thierry Mabonga。
●ケルジー/ディアロの婚約者の女性。婚前契約の代理をハンナがする。/シャネル・クレスウェル(Chanel Cresswell)。
●ローレン/女性弁護士。クリスティの元妻。2年前にクリスティと離婚。妊娠中。/ルース・ブラッドリー(Ruth Bradley)。
(↓案件その4関係者とか)
●ジェイニ―・リー/なんとかアドバイザー、その他マルチに活動の女性。癌サバイバー(治療中?)。エリオットとの離婚につきネイサンが本件3人目の担当弁護士となる。/Tamara Lawrance(Tamara Lawrance)。
●エリオット/ジェイニ―の夫/グリフィン・スティーブンス(Griffin Stevens)。
(↓案件その5関係者とか)
●エマ・グレアム/大臣の女性。ビルの妻。夫ビルの不祥事の件で連絡があったハンナが担当する。過去にルースが担当した案件でルースと共に不正な処理をしている。/クレア・ラッシュブルック(Claire Rushbrook)。
●ビル/エマの夫。不倫サイトに登録していたという情報が漏れてエマの立場を危険にさせる。/ニコラス・グリーヴス(Nicholas Gleaves)。
(↓その他)
●グレン/牧師。ローズとジェイムズの結婚式の担当。/コブナ・ホールドブルック=スミス(Kobna Holdbrook-Smith)。
(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime )
以上、ドラマ「ザ・スプリット 離婚弁護士」(シーズン1)のレビューでした。