先日、ベッドテーブルのキャスターのナットの増し締めによって長年の悩みの一つが解消されたので紹介します。もしあれでしたらご参考にしてください。
私は車椅子生活をするようになってから入院していたときに使っていたようにベッドテーブルを使っています。ベッドテーブル上にノートパソコンとかモニターとか身の回りのよく使うものを置いています。ベッドテーブルにキャスターが付いているのでベッド上での生活時だけでなく、車椅子で過ごすときもベッドテーブルを移動して利用でき、非常に便利です。私が使っているのは不二貿易のBT-301で15年ちょっと使っています。入院中にも使っていたパラマウント社のものにしようかと思っていたのですが、通販で在庫がなく、他のものを探したらこれが見つかり、安いし、テーブルも広かったのでこれにしました。
< ↓ ベッドテーブルBT-301 >
ところが数年前からキャスターが垂直軸を中心に回りにくくなり、その結果、床面を転がりにくくなり、床を傷つけやすくなりました。4 個のキャスターのうち2個は爪型のロック付きなのですが、転がしてフレームの下に入った時に爪が押されてロックされるようになり、そのたびに孫の手やトングを使ってロック解除が必要になっていました(手でもできるけどあまり屈みたくないので)。重いものを載せているし、長年使っているからどこかがへたったのだろうと半分諦めていました。キャスターの買い替えも検討しましたが、型式とかも書いていないし、不二貿易さんに聞くのもあれだし。
< ↓ ベッドテーブルBT-301 の脚部分>
< ↓ 床の傷>
先日、あまりにもムシャムシャしたので重い腰を上げ、テーブル上の重いモニターとかパソコンとか落っこちそうな小物を下し、車椅子上で屈んで少し持ち上げてキャスター部分を手探りで調べてみました。するとグラグラしていました。ナットが緩んでいるようでした。本来垂直に固定していたものが、緩んで斜めになるのでフレームとキャスターの隙間がなくなって上記のようになっているようでした。スパナで締め直したら直ったっぽいです。
< ↓ ベッドテーブルBT-301 のキャスター>
組み立てたのが15年以上前なのでこういう機構だったのを忘れていました。そして健常者なら簡単に現物調査して直せるようなことも車椅子生活をしている私には難しかったです。日々勉強です。増し締め後は本来のベッドテーブルのポテンシャルを発揮してくれてストレスも3万メガトン減りました。長年使い、もう十分、元は取れたと思いますが、せっかく直ったし、買い替えるのもあれなのでもう少し頑張ってもらおうと思います。