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2025冬【祝】鹿島アントラーズがJリーグ優勝

 鹿島アントラーズが2025年Jリーグで優勝しました。12/6の最終節で絶好調の横浜F・マリノスを2-1で破っての優勝です。リーグは2016年以来、タイトルは2018年ACL以来だと思います。「常勝軍団」と言われながら、なかなか結果が出せず厳しい期間を乗り越え、やっとの優勝です。仕方のないことなのですが、良い選手を獲得したり、育てても海外クラブに移籍する、というのが続いてきました。
 今シーズンから就任された鬼木監督の圧倒して勝つという目標とは遠く、内容ではむしろ圧倒されながらも凌いで凌いで何とかぎりぎり一点差で勝ったり、同点に追いついたり、という試合が多かったと思います。全盛期の圧倒的強さが印象的なジュビロ磐田や川崎フロンターレと異なり、鹿島らしいと言えばらしいです。
 僭越ながら最終節に出場された選手の今シーズンの感想とかです。
GK 1 早川友基
彼のおかげでいくつ勝ち点を稼いだが誰かに計算してほしいです。個人的にはMVPだと思います。反射神経とコースの限定の仕方、ポジションが良いのかな、と思います。日本代表でもプレーしました。海外組が優先されがちですが、定着してほしいです。
DF 22 濃野公人
フォワード出身ということで攻撃力があります。昨年度がすごすぎたので今年度は個人的には物足りませんでした。彼ならもっとできるはずです。
DF 55 植田直通
高さ、フィジカルがあり安定感がありました。海外から鹿島に戻ってくれてありがとうございました。今シーズンはリーグ戦で全試合フル出場で警告もゼロです。元日本代表でもあります。再度選出されてほしいです。
DF 3 キム・テヒョン
関川選手が怪我で長期離脱になり、レギュラーになりました。関川選手の穴を埋めるどころか守備面では安定感がむしろ増したように感じました。高くて強くてシーズン通して致命的なミスはほとんどなかったのでは、と思います。攻撃面では自重していたように感じますが、前線へのロングフィードとかミドルシュートもうまいと思います。レギュラーという立ち位置でなかったのに鹿島によく来てくれたな、という感じです。関川選手が復帰されたらどうするのか、という贅沢な悩みが出そうです。
DF 7 小川諒也
絶対的レギュラーの安西選手の怪我による長期離脱の補強として鹿島にくれました。キック精度が高い元日本代表です。安西選手とはタイプが異なりますが、見事に穴を埋めてくれました。
MF 13 知念慶
 個人的に一番好きな選手です。鹿島の天敵である川崎フロンターレから2022年に移籍してきてくれました。川崎ではFWで多分3番手以降でした。鹿島でも最初はFWをやってましたが、けが人とかのチーム事情で2024年度に急遽ボランチをやり、才能を開花させベストイレブンにまで選出されました。フロンターレ産らしい基本的技術がある上に、高さ、ボール奪取力、ドリブル力、イケメン力があります。サッカー選手としてだけでなく、社会人としていろいろ思うところもあります。今シーズンはスタメンから外されたりすることも多かったですが、終盤はスタメンになることが多かったです。
 鹿島には主力ボランチが5人います(知念選手、三竿選手、樋口選手、柴崎選手、舩橋選手)。余談ですが5人から2人を選ぶ組み合わせは10通りです(5C2=5P2/2!=5×4/2×1)。公式の記憶に自信がなくなったときの検算に役立ちますのでみなさんも覚えておいて損はないと思います。
MF 6 三竿健斗
個人的には守備でのフィジカル的な強さは感じつつも技術的に少し物足りなさを感じていたのですが、シーズン終盤ではその向上を感じていました。
MF 27 松村優太
スピードがあり、個人的に好きな選手です。期限付き移籍で鹿島から出て行ったり、戻ってきても出場機会がなかったりでもったいないと思っていたのですが、シーズン終盤は大活躍でした。これまではスピードを持て余していた感じですが、今シーズンはそれを活かせるレベルに技術面が向上したように思えました。最終節では2点のゴールにつながる右サイドの切込みからのクロス(1点はアシスト)はもちろん、後半戻ってのパスカットも印象に残る良いプレーでした。
MF 71 荒木遼太郎
松村選手、染野選手、山田選手と同じく2020年の高卒ルーキーでした。攻撃センスが抜群で2021年にはJ1で10ゴールをあげたのですが、2022年はヴァイラー監督の求める強度が足りないとかヘルニアの手術とかで出場機会が減りました。その後、監督が代わってもパッとせず、期限付き移籍後、どうするのか不安でしたが、2025年に鹿島に戻ってきてくれました。戻ってもなかなか出場機会がなかったのですが、シーズン終盤では途中出場ながら試合に出て、チャンスを作るどころか守備でもこれまで以上に貢献していました。水沼さんも言われていたのですが、最近の荒木選手の途中出場するときの闘志に満ちた表情がすごく良かったです。最終節は松村選手とともにスタメンで強度に耐えうるのか、終盤のプレスが弱くなって得点が欲しい状況になった場合に備えて残しておいた方が良いのでは、と不安でしたが杞憂でした。
FW 9 レオ・セアラ
FC琉球(2016年)、横浜F・マリノス(2021-2022年)、セレッソ大阪(2023-2024年)を経て、2025年1月より鹿島アントラーズに完全移籍です。ものすごくうまいわけでも速いわけでも体が大きいわけでもないのですが、屈強でとにかく得点するストライカーです。2025年のJリーグ得点王です。シーズン序盤に自ら獲得したPKでハットトリックできる場面でチーム全体のことを考え、キッカーを鈴木選手に譲ったのも印象的です。最終節では2得点し、交替で退いて、試合が終わる前からちょっと泣いてて、終了の笛で他の選手、スタッフが走り回る中、静かにその場で泣いていたのも印象的でした。
FW 40 鈴木優磨
印象と異なり、技術が高い選手です。前線でボールをおさめたり、往年の鈴木隆行選手のようにファールをもらってくれます。チーム事情とかコンビを組むFWとの関係で下がった位置でのプレーが多いですが、個人的にはもっとゴールに近いところでのプレーが見たいです。あと、もうちょっと落ち着いてほしいです。
DF 23 津久井佳祐 (途中出場)
今シーズンは試合終了間際に守備固めとして出場するパターンが多かったです。もっと長い時間出ても良いのでは、とそのたびに思わせてくれました。対人に強く、相手のエース級も封じていたと思います。
FW 11 田川亨介 (途中出場) 
2024年に鹿島に加入しました。元日本代表です。正直なところ、しばらくはファールが多く、得点もしないしボールもおさまらないし、なんで獲得したんだろうと思っていましたが、今シーズン途中から急にフィットしてくれました。スピードがあり、得点も決めるし、ファールももらうし、守備もするし。

 最終節には出場できなかったけど、優勝に貢献した選手もたくさんいます。ユースにも良い選手がたくさんいます。これからも切磋琢磨して圧倒的に強いチームを作ってほしいです。
 また、来年は移行期間として特別大会となる百年構想リーグ(2月~6月)の後、現在の春秋制(2月~12月)から主要欧州リーグと同じ秋春制(8月~5月)と変わります。圧倒的な強さで秋春制の初代チャンピョンになれるよう陰ながら応援したいです。