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2020夏 ドラマ評「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観たドラマ「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」の評価とかです。2009年のイギリスの作品です。2008年のアメリカの証券会社リーマン・ブラザーズの倒産までの裏側の4日間を再現したドラマです。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime )

ドラマ「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト

(1)作品:リーマン・ブラザーズ 最後の4日間 (原題:THE LAST DAYS OF LEHMAN BROTHERS)
(2)制作国:イギリス(BBC)
(3)公開年:2009年
(4)エピソード数、時間:1話、52分
(5)キャスト(出演者):コーリイ・ジョンソン、ジェームズ・クロムウェル、他
(6)作品概略、あらすじ
2008年の世界金融危機リーマンショックを扱った作品。アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズが倒産するまでの4日間の政府とか同業者とか銀行とかとのやりとりを再現した作品。
(7)感想
 背景は全く違うが、新型コロナウイルスで経営に苦しむ企業が多い現状がリーマン・ショックの頃と近い気がして本作品を観た。
 52分という短い作品であり、リーマン・ショックとか金融業界の知識がないので理解が難しかった。特に登場人物が誰なのか分かりにくかった。リーマン・ブラザーズが倒産を避けるためいろいろ関係者と交渉を図るが、うまいこといかなかったということは分かった。しかし、それ以上のことは特に何も描いてないと思われ。短い作品なのでドラマ性も特になく。勉強してからもう一回観たいというほどのこともないというのが正直なところ。金融関係で働いている人とかアメリカ人が観たら興味を持てて面白いのかもしれない。
(8)個人的評価:★★★☆☆(Amazonレビューは2020年8月現在、3.9個(レビュー数43))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
ディック・ファルド/リーマン・ブラザーズのCEO(最高経営責任者)/コーリイ・ジョンソン(Corey Johnson)。
バート・マクデイド/リーマン・ブラザーズのCFO(最高財務責任者)/ウィリアム・ホープ(William Hope)。
ザック/リーマン・ブラザーズの一社員(?)の男性/マイケル・ランデス(Michael Landes)。
サマンサ/ディックの秘書(?)の女性。/ローレン・ワード(Lauren Ward)。
ハーヴィー・ミラー/弁護士(リーマン・ブラザーズの顧問弁護士?)/リチャード・ダーデン(Rchard Durden)。
ヘンリー・ポールソン/アメリカの財務長官/ジェームズ・クロムウェル(James Cromwell)。
ケン・ルイス/アメリカの銀行バンカメ(バンク・オブ・アメリカ)のCEO。/ジェームズ・ボラム(James Bolam)。
ジョン・セイン/アメリカの証券会社メリルリンチのCEO/ベン・ダニエルズ(Ben Daniels)。
グレッグ・フレミング/メリルリンチの最高執行責任者(COO)/デイビット・アンネン(David Annen)。
ジェイミー・ダイモン/アメリカの銀行JPモルガン・チェースのCEO/マイケル・ブランドン(Michael Brandon)。
ロイド・ブランクファイン/アメリカの金融会社ゴールドマン・サックスのCEO/ピーター・ポリカープー(Peter Polycarpou)。
ジョン・マック/アメリカの金融会社モルガン・スタンレーのCEO/ヘンリー・グッドマン(Henry Goodman)。
ダイアモンド/イギリスの大手銀行バークレイズのCEO。
(10)学んだこと(ワンランク上のおっさんになるために)
アメリカの会社では「C*O」で現される3文字の役職をよく目にする。
今回はCEOCFOCOOについて調べた。
CEOとはChief Executive Officerの略で最高経営責任者と訳される。会社のトップ。
COOとはChief Operating Officerの略で最高執行責任者と訳される。CEOの右腕的存在。
CFOとはChief Financial Officerの略で最高財務責任者と訳される。経理部門のトップ。
日本とアメリカでは会社の組織に違いがあるので日本の役職名への置き換えは正確にはできない。

 以上、「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」のレビューでした。