僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「ボーダー」の感想とかです。ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが共演した2008年公開のアメリカの作品です。
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト)
(1)作品名:ボーダー (原題:Righteous Kill)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2008年
(4)作品時間:100分
(5)監督: ジョン・アヴネット
(6)キャスト(出演者):ロバート・デ・ニーロ、 アル・パチーノ、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノがニューヨーク市警のベテラン刑事タークとルースターのコンビを演じる。表の顔はクラブ経営者で裏では犯罪を重ねる男スパイダー(50セント)をタークとルースターが捜査したり、タークが連続殺人事件の犯人として捜査されたり。原題の「Righteous Kill」は「正義の殺人」的な意味。
(8)感想
批判的な感想ですのでもしあれでしたらすみません。
デニーロとパチーノが出ていたので観た。今更ながらだが、これまで観てなくて。彼らには作品が役不足&ミスキャスティングというのが正直な感想。
以下、部分的にネタバレあり。
落ちで視聴者を驚かすのが目的の作品で自分は苦手なパターンだった。前提となる事実も分かりにくいし(自分の理解力が足りないのもあろうが)。比較は難しいが落ちを楽しむヒッチコック劇場は中学生のときにテレビで観ていて大好きだった。ヒッチコック劇場は30分弱と短く、自分もまだスレてなかったこともあるかも。
デニーロ、パチーノがベテランとはいえ、捜査を主業務とするバリバリの現役刑事としては老けているのも気になった。それぞれ1943年、1940年生まれなので2008年公開時は65歳、68歳くらい。一般人に比べたら若いがもっと適任の俳優がいたと思われ。
落ちを楽しむはずの作品で落ちも楽しめず、それ以外はよくありそうな展開なのでデニーロ、パチーノのファン以外には厳しそうだしファンには物足りなさそう。
(9)個人的評価:★★★☆☆ (Amazonレビューは2021年1月現在★3.7個(レビュー数19))
(10)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でなるべくネタバレを避けてメモしておく。
(↓刑事たち)
●トム・カワン(ターク)/ベテランの男性刑事。ルースターの相棒。/ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)。
●デイヴィッド・フィスク(ルースター)/ベテランの男性刑事。タークの相棒。/アル・パチーノ(Al Pacino)。
●カレン・コレリ/鑑識課の女性刑事。タークの恋人。/カーラ・グギノ(Carla Gugino)。
●サイモン・ペレズ/若手の男性刑事。テッドの相棒。/ジョン・レグイザモ(John Leguizamo)。
●テッド・ライリー/若手の男性刑事。サイモンの相棒。/ドニー・ウォールバーグ(Donnie Wahlberg)。
●ヒンギス(デカ長)/ターク、ルースターらの上司の男性/ブライアン・デネヒー(Brian Dennehy)。
●マーチン・バウム/元刑事の警備員の男性。ターク(ルースターかも)がサイモン、テッドに容疑者として追わせた。/アラン・ブルーメンフェルド(Alan Blumenfeld)。
(↓犯罪者、被害者とか)
●スパイダー/表の顔はクラブ経営者。闇の仕事で得たお金をクラブで洗浄している。/50セント(50 Cent)。
●ジェシカ/弁護士の女性。薬物所持でタークが逮捕し、逮捕歴を消す代わりにタークが囮捜査に使う。/トリルビー・グローヴァー(Trilby Glover)。
●チャールズ・ランドール/被害者の母であり交際している女性シェリルを脅して嘘の証言をさせて無罪となり、怒ったタークが証拠を捏造して有罪にした男。タークが初めて正義のため法を犯すことになった。ルースターは黙認した。/フランク・ジョン・ヒューズ(Frank John Hughes)。
●シェリル/ランドールに殺害された少女リンの母/メリッサ・レオ(Melissa Leo)。
●バンライテン/無罪となったレイプ犯の男。
●コネル/神父。少年にイタズラをしていた。/マラキー・マッコート(Malachy McCourt)。
●マグロット/ロシア人の殺し屋の男。何者かに撃たれたが一命をとりとめ入院する。犯人の顔を見ており、24時間護衛が付く。/オレッグ・タクタロフ(Oleg Taktarov)。
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以上、「ボーダー」のレビューでした。