車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2021初春 映画評「ギャングバスターズ」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「ギャングバスターズ」の感想とかです。2012年公開のアメリカの作品です。

映画「ギャングバスターズ」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト ) 

(1)作品名:ギャングバスターズ (原題:The Baytown Outlaws)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2012年
(4)作品時間:98分
(5)監督:バリー・バトルズ
(6)キャスト(出演者):ビリー・ボブ・ソーントン、エヴァ・ロンゴリア、クレイン・クロフォード、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
セレステという女性が「育ててきた知り合いの子供ロブを元夫カルロスから取り返して欲しい」と地元のアウトローなウーディ三兄弟に2万5千ドルで依頼する。三兄弟の次男リンカーンと三男マックイーンは乗り気ではなかったが、長男ブリックは直前の金儲けでの失敗もあり、詳細を確認せず引き受け三兄弟で実行することになる。ロブを奪い返しにカルロスの家に行った三兄弟はロブが障害を持っていることを初めて知る。

< ↓ 予告編 (YouTube - Universal Pictures UKチャンネル) >

 (8)感想
 Amazonでレビュー数、高評価レビューが多かったので観た。概ね楽しめた。この作品はギャングモノ、コメディ、ヒューマンドラマという自分が好きな要素が入っていた。コメディ要素は薄め。

 以下、部分的にネタバレあり。

 自分にとっては上記の要素で欲ばりな作品だったがちょっと残念なところもあった。ならず者の三兄弟が実は弱者に優しいというギャップのありがちさとか長男ブリックがロブに優しい理由が直接的すぎるところとか。年齢が近そうな三兄弟でその理由となる事実をブリックしか知らないのも大事なシーンなので少し気になった。期待したビリー・ボブ・ソーントンの出番は少なかった。

 ちなみにガチのヒューマンドラマモノだが映画「僕はラジオ」で高校のアメフトコーチが近所の障害者の少年を気にかける背景が好き。コーチの後ろメタファーが間接的で昔の社会の闇もリアリティがあって。(その記事 ⇒ 2020初夏 映画評「僕はラジオ」)

(9)個人的評価:★★★☆☆ (Amazonレビューは2021年1月現在4.3個(レビュー数552))
(10)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順で極力ネタバレを避けてメモしておく。
ブリック・ウーディ/凶悪なウーディ三兄弟の長男。兄弟をまとめる。/クレイン・クロフォード(Clayne Crawford)。
リンカーン・ウーディ/ウーディ三兄弟の次男。屈強な体を持つ。レスリングで7名殺している。喉を損傷して声が出せないので携帯式の機械を使って発言する。/ダニエル・クドモア(Daniel Cudmore)。
マックイーン・ウーディ/ウーディ三兄弟の三男。お調子者。/トラヴィス・フィメル(Travis Fimmel)。
セレステ/育ててきた知り合いの子供ロブを元夫カルロスから取り返して欲しいとウーディ3兄弟に2万5千ドルで依頼する女性/エヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria)。
ロブ/障害を持つ少年。車椅子ユーザー。/トーマス・ブロディ=サングスター(Thomas Brodie-Sangster)。
カルロス/少年ロブを預かろうとする男。セレステの元夫。/ビリー・ボブ・ソーントン(Billy Bob Thornton)。
ヘンリー・ミラード/保安官の男性。殺人事件の捜査のため外部のATFから来たリース捜査官に非協力的。/アンドレ・ブラウアー(Andre Braugher)。
リース/ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)捜査官の男性/ポール・ウェズレイ(Paul Wesley)。
ラッキー/ウーディ三兄弟が立ち寄ったバーの経営者の男性/マイケル・ラパポート(Michael Rapaport)。
ローズ/殺し屋の女集団のリーダー/ゾーイ・ベル(Zoë Bell)。
アリアナ/清掃員の女性。不法移民で本国では看護師だった。/ナタリー・マルティネス(Natalie Martinez)。
マーティ/カルロスの子分/ジョン・ポール・シェルナット(John Paul Shellnut)。

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 以上、「ギャングバスターズ」のレビューでした。