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2020秋 ドラマ評「ホワイトチャペル 終わりなき殺意」(シーズン1)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「ホワイトチャペル 終わりなき殺意」(シーズン1)の感想とかです。2009年公開のイギリスのドラマです。切り裂きジャックを模倣した殺人事件を現場経験のない幹部候補の警部補が指揮して右往左往する話です。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime ) 

ドラマ「ホワイトチャペル 終わりなき殺意」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト

(1)作品:ホワイトチャペル 終わりなき殺意 (原題:Whitechapel) (シーズン1)
(2)制作国:イギリス(ITV)
(3)公開年:2009年
(4)エピソード数、時間:3話、45分~46分/話
(5)キャスト(出演者):ルパート・ペンリー・ジョーンズ、フィル・デイビス、スティーブ・ペンバートン、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
かつて連続殺人鬼の切り裂きジャックが事件を起こしていたロンドンのホワイトチャベルで同様の女性刺殺事件が起こる。この事件の捜査の指揮にエリート幹部候補のジョー・チャンドラー警部補(ルパート・ペンリー・ジョーンズ)が任される。デスクワークのみで現場での捜査経験のないチャンドラーは部下となるレイ・マイルズ巡査部長(フィル・デイビス)とその部下らになめられながらも何とか犯人を見つけようとする。
(7)感想
 部分的にネタバレあり。
 全3話と短く、猟奇的な殺人事件ということもあってか、悪い意味で展開が早く、各登場人物のひととなりなどもあまり描かれてなくて感情移入もしづらかった。
 実務経験がない幹部候補だが、上司としてきたチャンドラーに対する刑事らの態度が悪すぎて引いた。でも、その後日、チャンドラーに指示された通り全員スーツ姿になっていたのが微笑ましくてほっこりした。途中からチャンドラーに刑事全員が協力的になるところは良かった。その直接的なきっかけは見落としたのかよく分からなかった。
 本シーズンは期待を下回ったというのが正直なところ。シーズン2以降はチャンドラーと部下達の嫌なギスギス感がなくなっていると思われ、また、チャンドラーの今後が気になるのでシーズン2は観ようと思う。
(8)個人的評価:★★★☆☆
(Amazonレビューは2020年10月現在、4個(レビュー数11))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。

ジョセフ・チャンドラー/幹部候補の男性警部補。現場経験はない。/ルパート・ペンリー・ジョーンズ(Rupert Penry-Jones)。
アンダーソン/警察幹部の男性。チャンドラーの上司。/アレックス・ジェニングス(Alex Jennings)。
レイ・マイルズ/ベテランの巡査部長の男性。部下をまとめてきた。チャンドラーの直の部下となる。/フィル・デイビス(Phil Davis)。
フィッツ/男性刑事/クリストファー・フルフォード(Christopher Fulford)。
ジョン・マコーマック/男性刑事。将来はパブの経営を計画している。/ジョージ・ロッシ(George Rossi)。
サンダース/男性刑事/ジョニー・ハリス(Johnny Harris)。
エマーソン・ケント/男性刑事/サム・ストックマン(Sam Stockman)。
キャロライン・ルウェリン/検視官の女性/クレア・ラッシュブルック(Claire Rushbrook)。
アバーライン/切り裂きジャック事件を捜査した警部。
メアリー・ボスフィールド/民間地域サポート隊の女性。今回の連続殺人の一人目(?)の被害者を発見した。犯人をチラッと見た。/ソフィー・スタントン(Sophie Stanton)。
エド・バッカン/切り裂きジャックを研究する男性。観光客相手に現場案内の商売をしている。/スティーブ・ペンバートン(Steve Pemberton)。
アリス・グレイブス/被害者の女性。
エマ・ジョーンズ/被害者の女性。昏睡状態。
ジョン・リアリー/容疑者の衛兵/ベン・ロイド・ホルムズ(Ben Loyd-Holmes)。
キャサリン/今回の連続殺人事件の最初の(?)被害者。
アントニー・プリーシャ/容疑者の男性。殺人現場の監視カメラに映っていた商用車から割り出された運転手。/ブランコ・トモヴィッチ(Branko Tomovic)。
サラ/娼婦/ジェーン・ライリー(Jane Riley)。
フレディ/レイの亡くなった父。

 以上、ドラマ「ホワイトチャペル 終わりなき殺意」(シーズン1)のレビューでした。