僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「リトル・ファイアー~彼女たちの秘密」の感想とかです。2020年公開のアメリカのドラマです。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime )
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト )
(1)作品名:リトル・ファイアー~彼女たちの秘密 (原題:Little Fires Everywhere)
(2)制作国:アメリカ(Hulu)
(3)公開年:2020年
(4)エピソード数、時間:8話、53分~65分/話
(5)キャスト(出演者):リース・ウィザースプーン、ケリー・ワシントン、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
セレステ・イングの2017年の小説「Little Fires Everywhere」が原作。
舞台は1990年代のオハイオ州のシェイカー・ハイツという高級住宅街。地方新聞社の白人女性記者エレーナ・リチャードソン(リース・ウィザースプーン)は弁護士の夫と二男二女の子供たちと裕福な暮らしをしていた。ある日、この町にやってきた貧困そうな黒人のシングルマザーのミア・ウォレン(ケリー・ワシントン)にエレーナは空き家を安く貸す。さらにエレーナはミアに実質家政婦の仕事を打診する。
< ↓ 1話予告編 (YouTube - Huluチャンネル) >
(7)感想
部分的にネタバレあり。
中盤(ミアの過去シーンとか)はややだれるところはあったが序盤から話に引き込まれ、終盤もいろいろあり良かった。人種差別、同性愛、貧富の格差、女性の社会進出と育児、不妊等のテーマが詰め込まれていた(同性愛については近年のアメリカ作品のお約束っぽかった)。
ミアは気難しく偏屈なところがあるが結構本質をついた発言があった。エレーナは分かりやすい悪人ではないがずるいところや嫌なところがちょいちょい出てリアリティーがあった。子供も美化されすぎず所々でずずるさも描かれ、大昔の自分を見ているようでドキッとした。
次の展開が気になり速いペースで全8話観て楽しめた。
(8)個人的評価:★★★★☆
(Amazonレビューは2020年11月現在、★3.6個(レビュー数45))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
●エレーナ・リチャードソン/オハイオの地方新聞社(?)シェーカー・タイムズ紙の記者。二男二女の母。裕福な環境で育ってきた白人。/リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)。
●ビル・リチャードソン/エレナの夫。弁護士。/ジョシュア・ジャクソン(Joshua Jackson)。
●トリップ・リチャードソン/リチャードソン家の長男。高校生。/ジョーダン・エルサス(Jordan Elsass)。
●マイケル・リチャードソン(愛称ムーディ)/リチャードソン家の次男。高校生。/ギャヴィン・ルイス(Gavin Lewis)。
●レクシー・リチャードソン/リチャードソン家の長女。高校生。イエール大学への進学を志望している。黒人の同級生ブライアンと交際していて学校のベストカップルとされている。/ジェイド・ペティージョン(Jade Pettyjohn)。
●イザベル・リチャードソン(愛称イジー)/リチャードソン家の次女で末っ子。高校生。母エレナに反抗的。/メーガン・ストット(Megan Stott)。
●ミア・ウォレン/シングルマザー。アーティスト。創作活動で一人娘パールを連れて各地を転々としてきた黒人。/ケリー・ワシントン(Kerry Washington)。
●パール/ミアの娘。15歳の高校生。/レクシー・アンダーウッド(Lexi Underwood)。
●ビビ・チョウ/ミアのバイト先のレストランの同僚のウェイトレスの女性/ホワン・ユー(Lu Huang)。
●リンダ/エレーナの友人の女性/ローズマリー・デウィット(Rosemarie DeWitt)。
●エイプリル/イジーと友達だった少女。イジーを避けだした。/イザベル・グラビット(Isabel Gravitt)。
●ブライアン/レクシーの交際相手の男子高校生。アメフト部。プリンストン大学への進学が決まっている(?)。/ステヴォンテ・ハート(Stevonte Hart)。
●ジェイミー/エレーナの学生時代の交際相手の男性。別れた後、ニューヨーク・タイムズ紙の記者。/ルーク・ブレイシー(Luke Bracey)。
以上、ドラマ「リトル・ファイアー~彼女たちの秘密」のレビューでした。