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脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2021初春 映画評「T2 トレインスポッティング」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「T2 トレインスポッティング」の感想とかです。2017年公開のイギリスの作品です。

映画「T2 トレインスポッティング」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト ) 

(1)作品名:T2 トレインスポッティング (原題:T2 Trainspotting)
(2)制作国:イギリス
(3)公開年:2017年
(4)作品時間:117分
(5)監督:ダニー・ボイル
(6)キャスト(出演者):ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
1996年公開の前作「トレインスポッティング」の続編。前作ではスコットランドの首都エディンバラの青年マーク・レントン(ユアン・マクレガー)が仲間の計4人で薬物の取引で手にした16,000ポンドのうち4,000ポンドをスパッド(ユエン・ブレムナー)にこっそり残し、残りを持ち逃げした。本作品ではマークがオランダから20年ぶりにエディンバラに戻って来てスパッドや裏切ってしまったサイモン(愛称シック・ボーイ)(ジョニー・リー・ミラー)、ベグビー(ロバート・カーライル)と再会する。

 < ↓ 予告編 (YouTube - Sony Pictures Entertainmentチャンネル) >

(8)感想
 本作品を観るために前作を最近観たばかりで登場人物の特徴とかも分かっており、序盤から楽しめた。

 以下、部分的にネタバレあり。

 前作では滅茶苦茶な生き方をしているマーク達も若いというだけで輝きを感じたが、本作では20年経ってもそこから抜け出せない人物には悲壮感があった。マーク達と自分は同世代であり、生き方は違うが親近感が持てたのもあって。監督とかも年齢を重ねて意図せずそうなったのもあるかも。
 結構楽しんで観たが、冷静に考えたら大ヒット作(?)の20年ぶりの続編としてはこじんまりとした話だった。20年が長すぎたのかも。前作の終盤のような山場もなかった。わざとかもしれないが。
 ベグビー一人にマーク達がビビり過ぎだと思う。そこが制作側と自分の感覚のずれになっているのかも。サイモンがベグビーに対してマークの居場所について中途半端な嘘をつくのもよく分からなかった。

(前作の記事 ⇒ 2020冬 映画評「トレインスポッティング」 )

(9)個人的評価:★★★☆☆ (Amazonレビューは2021年1月現在4.1個(レビュー数1108))
(10)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でなるべくネタバレを避けてメモしておく。
マーク・レントン/主人公の男。前作で仲間のベグビー、サイモンを裏切り金を持ち逃げしていた。本作で20年ぶりにエディンバラに帰ってきた。46歳。/ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)。
スパッド/マークの友人の男。前作でマークから分け前4,000ポンドを受け取ったが薬物に使ってしまい、妻子と別居(離婚?)している。/ユエン・ブレムナー(Ewen Bremner)。
ベグビー/マークの友人だった男。喧嘩好き。前作でマークに金を持ち逃げされた一人。服役中。/ロバート・カーライル(Robert Carlyle)。
サイモン(シック・ボーイ)/マークの友人の男。前作でマークに金を持ち逃げされた一人。表の顔はおばから引き継いだバーを経営しているが、裏では恐喝などの犯罪を続けている。/ジョニー・リー・ミラー(Jonny Lee Miller)。
ベロニカ/サイモンの恋人の女性。ブルガリア人。本作品から登場。/アンジェラ・ネディヤルコーヴァ(Anjela Nedyalkova)。
ダイアン/前作でマークがクラブでナンパした女性。弁護士となっており、マークとベロニカの相談を受ける。/ケリー・マクドナルド(Kelly Macdonald)。

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 以上、「T2 トレインスポッティング」のレビューでした。