車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020春 ロホクッションのパンク修理(簡易版)

 現在、脊髄損傷に伴う褥瘡の治療のため長期入院中です。先日、ロホ(車椅子のクッション)がパンクしたので修理しました。
 パンク修理で大変なのはパンク箇所の発見です。通常は自宅の浴槽に水を張って穴を探します。(通常時の修理の記事 ⇒ 2011初夏 ロホクッションのパンク修理)
 これまでの入院時にもロホのパンクの経験があり、そのときは浴槽のお湯を捨てる前に使わせてもらったり、リハビリを受けているときは親切なPT(理学療法士)にお願いしていました。今回の入院では車椅子での浴槽へのアクセスも難しそうで(狭くて低い。しかも現在は全患者シャワー浴のみに限定)、また、リハビリも受けていないので、ダメ元ジョージで消灯前にベッド上で自力で試みたらうまいこといきました。
 現在、私が利用しているロホは、クアドトロ(空気を貯める64個の空気室が16個×4ブロックに分離できるタイプ)です。そこで空気をパンパンに入れたあと4ブロックに分離してしばらく放置すると1ブロックのみしぼみました。それはバルブを含むブロックでした。バルブ付近がパンクしてしていたら厄介だなと思いながら(修理しづらいことがあります)、バルブ付近を触るとバルブのつけ根付近から空気が漏れる音がしました。その付近に水を少しかけるとシュワシュワと泡が出てくるところがあり、穴の位置を特定できました。
< ↓ ロホクッションのバルブ根本の穴発見部分 >
ロホ(車椅子クッション)
そこでその穴を市販のパンク修理キット(シール)で塞ぎました(ロホに付属していた修理キットは自宅に保管して、小型のケースに入った市販の自転車用の修理キットを携帯しています)。バルブの根本付近の屈曲部で不細工な貼り具合になりましたが、空気の抜けは今のところありません。
< ↓ 市販のパンク修理キット(パナレーサー イージーパッチキット RK-EASY) >
Panaracer(パナレーサー) イージーパッチキット [パンク修理パッチ] RK-EASY
< ↓ ロホクッションのバルブ根本の修理部分 >
ロホ(車椅子クッション)に修理パッチを貼ったところ

 以上、簡易的な方法でラッキーにもうまいこといったロホクッションのパンク修理の話でした。