車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2019冬 入院時必需品レンタルシステムの利用見送り

現在、入院中の病院で入院時必需品レンタルシステムというものが導入されるそうです。先日、看護師から説明がありました。近年、私はいろいろな病院に入院していますがこのシステムは初めて聞きました。近隣の他の病院(中国地方)でも導入が広がっているサービスらしいです。今回、私は保留としましたが、同サービスの概要を紹介しておきます。

1. 入院時必需品レンタルシステムの概要

・業者、サービス名:株式会社エラン、CS(ケアサポート)セット。
・民間業者と患者側が直接契約する。
・衣類、タオル類、日用品、紙おむつ類を日額定額でレンタルする。
・患者側のメリット:入院準備や補充の手間が省ける。
・業者のメリット:(省略)。
・病院のメリット:管理品が減る(?)。(これまで手術後などに必要な時だけ病院から有料で支給してもらっていたものがなくなる予定とのこと。また、売店で取り扱っている商品の取りやめは未定とのこと。)

2. 入院時必需品レンタルシステムの商品プランと金額

2.1. Aプラン(税抜360円/日)
浴衣、甚平、バスタオル、フェイスタオル。
2.2. Bプラン(税抜290円/日)
バスタオル、フェイスタオル。
・サービス品(A、Bプランに付随):カラーコップ、吸い飲み、ヘアブラシ、BOXティッシュ、割り箸、スプーン、ウェットティッシュ、ストロー、ふた付きコップ、食事用エプロン、歯ブラシ、歯磨き粉、入歯洗浄剤、口腔スポンジ、入歯ケース。
・オプション(税抜180円/日。A、Bプランに追加可):肌着、靴下。 
2.3. 紙おむつプラン1(税抜410円/日)
1日中おむつを着用し、定期的に尿とりパッドを交換する患者向け。
2.4. 紙おむつプラン2(税抜320円/日)
リハビリパンツを着用し、トイレ誘導が必要な患者向け。
2.5. 紙おむつプラン3(税抜230円/日)
尿の管を挿入し、おむつを着用する患者向け。

3. 入院時必需品レンタルシステムの利用予定

 現状、私は褥瘡治療中ですが、車椅子にも毎日数時間乗っており身の回りの最低限のことはできるのでサービスの利用は見送りました。頻繁に来てくれる親族等がいないので今後、手術をして動けない期間などに利用するかもしれません。また、退院後に再入院となり、入院期間が短いと予想される場合は利用するかもしれません。長期だと割高感があります。また、このサービス導入により今まで享受していた病院、売店のサービスがなくなるのは患者にとってマイナスに働きそうです。