車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2021早春 映画評「ウインド・リバー」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「ウインド・リバー」の感想とかです。2017年公開のアメリカの作品です。

映画「ウインド・リバー」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト )

(1)作品名:ウインド・リバー (原題:Wind River)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2017年
(4)作品時間:107分
(5)監督: テイラー・シェリダン
(6)キャスト(出演者):ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
「ウインド・リバー」という極寒のネイティブアメリカンの居住地で女性の遺体が見つかる。発見者はベテランハンターの男性コリー・ランバート(ジェレミー・レナー)。捜査に派遣されたのはFBIの新人の女性捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)一人のみ。コリーは雪山に慣れないジェーンからの捜査協力依頼に応じる。

< ↓ 予告編 (YouTube - KADOKAWA映画チャンネル) >

(8)感想 
 アマゾンでレビュー数および高評価レビューが多く期待して観たら期待通り見ごたえがあった。

 以下、ネタバレ結構あり。

 序盤から厳しい極寒の自然、訳ありそうなベテランハンターのコリーの家族、経験が浅いFBI捜査官ジェーン、閉ざされた居住区という状況に引き込まれた。後半は被害者と遺族がいたたまれなかった。
 状況的に部族警察が悪徳だったり、コリーとジェーンがくっついたりするのかと思ったが予想を外してくれた。製作者も安っぽい娯楽映画にしたくなかったのだろう。
 掘削所のメンバーのFBI・警察への応対が不気味で緊張感があって良かった。でもそれぞれの服装が互いに似ていてどっちがどっちなのか分かりづらかった。
 犯人がなぜ不満ばかりのここで暮らしているのか分からなかった。
 捜査に派遣されたFBI捜査官ががわずか1名でしかも新人だったことに違和感があったが、エンディングの説明で納得した。
 一部、画面が(おそらくカメラが)揺れていて気が散った。
(9)個人的評価:★★★★☆ (Amazonレビューは2021年2月現在4.1個(レビュー数617))
(10)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でなるべくネタバレを避けてメモしておく。
コリー・ランバート/ベテランハンターの男性。ナタリーの遺体の発見者。娘エミリーを亡くしている。ジェーンから捜査の協力を依頼され応じる。/ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)。
ナタリー/雪原で遺体で発見された女性。ネイティブ・アメリカン。/ケルシー・アスビル(Kelsey Asbille)。
ジェーン・バナー/FBIの新人の女性捜査官/エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)。
マーティン・ハンソン/ナタリーの父/ジル・バーミンガム(Gil Birmingham)。
アニー・ハンソン/ナタリーの母/アルテア・サム(Althea Sam)。
ベン・ショーヨー/部族警察長の男性/グラハム・グリーン(Graham Greene)。
ランディ・ホワイトハースト/監察医の男性/エリック・ラング(Eric Lange)。
ウィルマ/コリーの元(?)妻/ジュリア・ジョーンズ(Julia Jones)。
ケイシー/コリーとウィルマの息子/テオ・ブリオネス(Teo Briones)。
サム・リトルフェザー/ゴロツキ/ジェラルド・トカラ・クリフォード(Tokala Black Elk)。
バート・リトルフェザー/ゴロツキ。
フランク・ウォーカー/ゴロツキ/タイラー・ララッカ(Tyler Laracca)。
チップ・ハンソン/ナタリーの兄。ゴロツキ。/マーティン・センスマイヤー(Martin Sensmeier)。
マット・レイバーン/掘削所の警備員。ナタリーの交際相手。/ジョン・バーンサル(Jon Bernthal)。
ピート/マットの同僚でルームメイト/ジェームズ・ジョーダン(James Jordan)。

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 以上、「ウインド・リバー」のレビューでした。