車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020早春 映画評「ヘイトフル・エイト」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「ヘイトフル・エイト」の評価とかです。今年Amazon Prime Videoで観た映画の5作品目です。
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映画「ヘイトフル・エイト」のパッケージ
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト)

(1)作品:ヘイトフル・エイト (原題:THE HATEFUL EIGHT)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2015年
(4)作品時間:2時間48分
(5)監督:クエンティン・タランティーノ
(6)キャスト(出演者):サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン、ジェームズ・パークス、チャニング・テイタム、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
お尋ね者の女(ドメルグ)を捕らえた賞金稼ぎの男(ジョン・ルース)は吹雪の中、馬車を借り切ってレッドロックという町に向かっていた。その途中で同じく賞金稼ぎの男(マーキス・ウォーレン)に頼まれ、面識があったことを思い出し同乗させる。更に道中でレッド・ロックの新保安官と自称する男(クリス・マニックス)に頼まれてルースは信用しきらないまま同乗させる。吹雪が激しくなり、山中に孤立した山小屋(服飾店)に避難するが、そこに先客がいて合計8人で共に猛吹雪をやり過ごすことになる。

< ↓ 予告編 (YouTube - ギャガ公式チャンネル) >

(8)感想
部分的にネタバレあり。
・良かったところ
 楽しんで観られた。猛吹雪の中の山小屋という閉ざされた空間で素性がよく分からない人間が共に過ごす、更に野蛮なキャラが多い、という緊張感がよかった。
 それほど詳しいわけではないが、タランティーノらしい作品だと思った(サミュエル・L・ジャクソンがダラダラしゃべっているだけでそう感じるのかも)。
 時系列が逆になって作品が進行するところもつまらない映画だとイライラするだけだが、本作品は効果的なネタバラシとなっていて現在につながっていくところはスッキリして気持ち良かった。
・残念だったところ
 残酷すぎたり、下品すぎるシーンが多くあった。
 2時間48分と長かった。ただし、6章のチャプターで分けられており、何回かに分けて連続ドラマ感覚で観て楽しめた。一気に観ようとするときつそう。
・その他
 amazonの紹介文の「わかっているのは全員が嘘をついているということだけ」というのは重要なシーンを見逃した、あるいは理解力が足りないのかもしれないが、なぜそう言えるのか、本当にそうだったのか、誰目線でそうなのかがよく分からずもやもやした。
(9)個人的評価:★★★★☆(Amazonレビューは2020年2月現在3.5個(レビュー数106))

 以上、「ヘイトフル・エイト」のレビューでした。