車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020初夏 映画評「ラッキー」

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「ラッキー」の評価とかです。2017年公開のアメリカの作品です。90歳の男性ラッキーが死とか生について考えます。
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映画「ラッキー」の紹介画像
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト)

(1)作品:ラッキー(原題:LUCKY)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2017年
(4)作品時間:1時間28分
(5)監督:ジョン・キャロル・リンチ
(6)キャスト(出演者):ハリー・ディーン・スタントン、デヴィッド・リンチ、ロン・リビングストン、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
90歳の男性ラッキー(あだ名)(ハリー・ディーン・スタントン)は健康で独りで暮らしている。そんなある日、ラッキーは突然倒れる。医師ニードラー(エド・ベグリー・ジュニア)に診てもらうが、全く異常は見つからず、老化のためと診断される。そして、人生や死について考えだす。

< ↓ 予告編 (YouTube - UPLINK チャンネル) >

(8)感想
・良かったところ
 主人公ラッキーを演じたのはハリー・ディーン・スタントンで1926年生まれなので、作品の年齢の90歳とほぼ同じ。90歳の役を自然に演じていた。
 ラッキーが通うダイナーやバーでの店員、常連客とのふれあいが良かった。自分もリタイヤしたらあのような場所を作りたいと思った。
・残念だったところ
 Amazonで高評価レビューが多かったが、自分にはちょっと退屈で重い気分になった。もう少し、歳をとってから観るとまた違うかも。
 学がないためか「無」とか哲学的な話が理解できなかった。
(9)個人的評価:★★☆☆☆ (Amazonレビューは2020年5月現在4.2個(レビュー数154))
(10)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順で極力ネタバレを避けて記載する。
●ラッキー(あだ名)/主人公の90歳の男性。結婚歴なし。/ハリー・ディーン・スタントン(Harry Dean Stanton)。
●ハワード/ラッキーの友人の男性。リクガメを飼っていたが逃げられた。/デヴィッド・リンチ(David Lynch)。

David Lynch
(画像引用元:有限会社アップリンクサイト)

●ボビー・ローレンス/男性弁護士。ハワードの遺書作成を受け持とうとする。/ロン・リビングストン(Ron Livingston)。

Ron Livingston
(画像引用元:有限会社アップリンクサイト)

●ニードラー/男性医師/エド・ベグリー・ジュニア(Ed Begley Jr.)。
●ジョー/ラッキーが通うダイナーの主人。男性。/バリー・シャバカ・ヘンリー(Barry Shabaka Henley)。

Barry Shabaka Henley
(画像引用元:有限会社アップリンクサイト)

●ロレッタ/ラッキーが通うダイナーのウェイトレス/イヴォンヌ・ハフ・リー(Yvonne Huff Lee)。
●エレイン/ラッキーが通うバーの女性経営者/ベス・グラント(Beth Grant)。
●ヴィンセント/ラッキーが通うバーの男性バーテンダー/ヒューゴ・アームストロング(Hugo Armstrong)。
●フレッド/元海兵隊員。元海軍のラッキーとダイナーで話す。/トム・スケリット(Tom Skerritt)。
(11)学んだこと(ワンランク上のおっさんになるために)
ゾウガメ
 turtleとtortoiseの違いについて
 本作品ではラッキーが「カメ(turtle、タートル)」と言うのに対し、ハワードは「リクガメ(tortoise、トータス)だ」とわざわざ訂正していた。 ということでカメを指す英語「turtle」と「tortose」の違いについて調べた。前者はカメ全般を指し、後者はその中でも陸で過ごすカメを指すとのこと。

 以上、「ラッキー」のレビューでした。