先日、GMOインターネット株式会社(ドメインサービス会社)のお名前.comのWhois情報公開代行メール転送オプションの解約をしました。解約作業に苦戦して、GMOさんにメールで教わって解約しました。せっかくなので経緯とかとあわせて解約手順をまとめておきます。もしあれでしたら、ご参考にしてください。
- 1. Whois情報公開代行とは
- 2. Whois情報公開代行メール転送とは
- 3. Whois情報公開代行メール転送オプションの解約の経緯
- 4. Whois情報公開代行メール転送オプションの解約の方法
1. Whois情報公開代行とは
ドメインの登録情報は、インターネット上で公開することを義務付けられている。
その情報はドメインの登録者、管理担当者、経理担当者、技術担当者、および公開連絡窓口情報(汎用JP、都道府県型.jpドメインのみ)など、すなわち個人情報である。
これらの個人情報の保護のため、公開情報を肩代わりしてくれるのがWhois(フーイズ)情報公開代行サービスであり、これを利用しないと悪党どもに何かされると思われる。ほぼ契約必須のサービスと思われる。お名前.comではドメイン取得時に無料で契約できる。
2. Whois情報公開代行メール転送とは
上記のWhois情報公開代行を設定してブログの運営などをしていると興味を持ってくれた人が連絡をしようとしても直接できない。ドメインの売買交渉をしたい人とか広告を出したい企業とか異性とか(?)。
そこでWhois情報宛に来たメールを転送してくれるのがWhois情報公開代行メール転送というサービスである。お名前.comでは税別300円/年の有料オプションサービスである。
自分の場合はおそらく誤って同サービスの契約をしていたが、不要と思われる。そんな連絡は来ないし、グーグルアドセンス申請を機にお問い合わせページを作ってメールを受け取れるようにしているので。
3. Whois情報公開代行メール転送オプションの解約の経緯
・2019年8月
はてなブログProでブログを開設するため、お名前.comにてドメインを取得した(税込1,382円/年)。このとき、おそらく誤ってWhois情報公開代行メール転送オプション(税込324円/年)も契約してしまった。
ネットで調べてWhois情報公開代行は依頼必要と学んでいたが、誤ってメール転送まで契約したと思われ。あるいは当時は公開代行を依頼するにはメール転送まで契約必要だったのかも。
・2020年6月
お名前.comよりドメイン利用契約更新の案内メールが来た。
更新手続きをしようと内容を念のために確認したらメール転送オプションに加入していたことが判明した。
更新を機にメール転送を同サイトにて解約しようとしたが、仕様上できないっぽい。ばんなそかなと思いながらも過去の苦い思い出からお名前.comの野郎ならやりかねないと思ったが、ダメ元ジョージで更新案内のメールに返信の形で質問した。
以前別件では返信メールはシカトされ、サイトの問い合わせページから質問し直して回答を頂いたが、今回は返信メールで18時半過ぎに質問して、20時半前に迅速かつご丁寧な回答を頂いた。
自力ではなかなかたどりつけないであろう手順に従い、まんまとメール転送を解約できた。
サイトには悪意を感じたが、窓口担当の方には圧倒的感謝である。
4. Whois情報公開代行メール転送オプションの解約の方法
具体的な解約方法を操作画面を付けて示す。
(1)お名前ID、パスワードにて「お名前.com Navi」へログイン。
(2)画面上部「TOP」右側の「ドメイン」タブをクリックし、右側にある「ドメイン機能一覧」をクリック。
(3)「登録情報の設定」カテゴリより、「Whois情報公開代行」をクリック。(右隣の「Whois情報公開代行メール転送オプション」ではないのが紛らわしい。)
(4)「確認」ボタンの下にある、Whois情報公開代行設定の解除は「こちら」をクリック。(その上の「Whois情報公開代行メール転送オプションはこちら」ではないのが紛らわしい。)
(5)公開代行とメール転送がセットになっていて、メール転送のみ解除できないのかと不安になるが次の作業(6)に進む。
(6)設定変更をするドメイン名の左側にあるチェックボックスにチェックを入れると解除対象が選択できるようになる。解除対象で「メール転送」を選択し、「確認」をクリック。
(7)設定内容を確認し、問題がなければチェックを入れ、「確定」をクリック。
(8)設定完了の画面が出る(完了)。
以上、お名前.comのWhois情報公開代行サービス(無料)は残したまま、誤って契約したWhois情報公開代行メール転送オプション(有料)を解約する方法とかでした。税別300円/年なのでなんとか払えなくもないし、解約には手間もかかりましたが、毎年払い続けるのは精神衛生上も良くないのですっきりしました。
以前、お名前.comの別の有料サービスの解約を自分で完了させたつもりが意図した通りにならず罠にかかりました(そのときの記事 ⇒ 2020早春 お名前.comのURL転送オプションの解約の罠にかかった )。今回は解約方法がよく分からなかったので聞いたのですが、結果的に窓口担当者の言質をとれたので大丈夫だと思います。