僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「ボアード･トゥ･デス」(シーズン1～3)の評価とかです。2009年～2011年に公開されたアメリカのコメディです。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime )
(画像引用元：Amazon Prime Videoサイト )
(1)作品：ボアード･トゥ･デス (原題：Bored to Death) (シーズン1～3)
(2)制作国：アメリカ(HBO)
(3)公開年：2009年～2011年
(4)エピソード数、時間：8話/シーズン、22分～30分/話
(5)キャスト(出演者)：ジェイソン・シュワルツマン、ザック・ガリフィアナキス、テッド・ダンソン、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
舞台はニューヨーク。小説家の男性ジョナサン・エイムズ(ジェイソン・シュワルツマン)は1作品発表したがそれほど(全く?)ヒットせず、2作品目がなかなか書けない状態である。ジョナサンは交際相手の女性スザンヌ(オリヴィア・サールビー)にふられた勢いでインターネットを利用して無免許で私立探偵業を始める。
ジョナサンとその友人の漫画家レイ・ヒューストン(ザック・ガリフィアナキス)、上司であり友人でもある雑誌編集長のジョージ・クリストファー(テッド・ダンソン)らがおバカなことをやらかすゆるいコメディ。
タイトル「ボアード･トゥ･デス」(死ぬほど退屈という意味)はこの作品のことを卑下して言っているのか、ジョージが日々の生活に感じていたことなのか、その他なのかよく分からない。
< ↓ シーズン1～3予告編 (YouTube - HBO チャンネル) >
(7)感想
1話30分弱でややこしいストーリーもなく観やすく、大爆笑させるようなドラマではないが、ほのぼのしていて楽しんで観られた。
ジョージが年配でジョナサンの上司でもあるが、気持ちが若く(精神的に幼い)、ジョナサン、レイとも対等に友人として付き合っているところが和んだ。このような関係性が羨ましいとも思った。
1980年代中盤の好きだったドラマ「俺がハマーだ!」のハマー役のデヴィッド・ラッシュ、「こちらブルームーン探偵社」のアグネス・トピスト役のアリス・ビーズリーが出ていたのが嬉しかった。
(8)個人的評価：★★★★☆(シーズン1～3まとめて)
(Amazonレビューは2020年8月現在、シーズン1：★3.4個(レビュー数11)、シーズン2：★4.8個(レビュー数4)、シーズン3：★3.3個(レビュー数4))
(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。
●ジョナサン・エイムズ/小説家の男性。2作目が書けずに苦労している。交際相手のスザンヌにふられた勢いで無免許で私立探偵を始める。/ジェイソン・シュワルツマン(Jason Schwartzman)。
●レイ・ヒューストン/漫画家の男性。ジョナサンの友人。/ザック・ガリフィアナキス(Zach Galifianakis)。
●ジョージ・クリストファー/雑誌(エディション誌)の編集長。ジョナサンの上司であり友人。/テッド・ダンソン(Ted Danson)。
●スザンヌ/ジョナサンの元交際相手の女性/オリヴィア・サールビー(Olivia Thirlby)。
●リア/二児のシングルマザー。レイの交際相手。/ヘザー・バーンズ(Heather Burns)。
●プリシラ/ジョージの元妻。リチャードの妻。/ライラ・ロビンス(Laila Robins)。
●リチャード・アントリム/GQ誌の社長とか編集長とか(?)。ジョージの元部下。プリシラの夫。ジョージを敵視している。/オリヴァー・プラット(Oliver Platt)。
●ステラ/生協の女性。レイが精子を提供した後に連絡がつかなくなったレズビアンカップルをレイとジョナサンが探していて知りあった。/ジェニー・スレイト(Jenny Slate)。
●ルイス・グリーン/売れない小説家(?)。ジョナサンを敵視している。/ジョン・ホッジマン(John Hodgman)。
●ハワード/武器とかスパイ用品とかの販売店の店主/ジョン・ホッジマン(John Hodgman)。
(以下、シーズン2から登場)
●キャサリン/エディション誌本部の女性社員(?)。ジョージの秘書的存在(監視している?)。上司はダラスにいる。/メアリー・ケイ・プレイス(Mary Kay Place)。
●フローレンス・エイムズ/ジョナサンの母/アリス・ビーズリー(Allyce Beasley)。
(以下、シーズン3から登場)
●エミリー/ジョージの娘/Ginger A. Taylor。
●バーナード/エミリーの交際相手の男性。ジョージと年齢が近い(上かも)。/デヴィッド・ラッシュ(David Rasche)。
(10)学んだこと(ワンランク上のおっさんになるために) 
探偵の免許に関して調べた。
本作品ではジョナサンが探偵をしていたが無免許ということであった。
アメリカでは州によって探偵業をするための要件が異なる。免許類が全く不要な州、事業の許可・認可類のみ必要な州、実務経験や講習受講や試験に合格が必要な州がある。本作品のニューヨーク州では多くの要件があるのだろう。
なお、日本では公安委員会への届出が必要。届け出ても一般人以上の権限(各種の情報収集等)は特にない。
以上、「ボアード･トゥ･デス」(シーズン1～3)のレビューでした。
