車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2011春 第69期名人戦七番勝負第2局 羽生善治名人vs森内俊之九段

 4/20、21の将棋名人戦。相矢倉で68手という短手数で森内先生の勝ちで2連勝。同時に通算800勝(将棋栄誉敢闘賞)を達成。

< ↓ 投了図 後手2二玉まで >
将棋第69期名人戦七番勝負第2局の投了図

 二人の対局はお互い先手番で強く、どちらが後手番でブレイクするかがポイント。森内先生は順位戦、名人戦に強く、他の棋戦は結構あっさり負けたりする。持ち時間が長く、予め先手と後手が決まっている順位戦、名人戦が得意、というより順位戦、名人戦のために研究を温存してたりする気もする。プロなら全棋戦でベストを尽くすべきで18世名人という称号も獲得している森内先生にはもっと勝って欲しい、中には「姑息流」とかいう心無い声もある。

 私は森内先生のファンなのでどの棋戦も応援している。でもここ一番の本気モードの森内先生の強さは圧倒的であり、その落差もファンの心を離さない要因かも。ファンの私でもこのところ分の悪い羽生名人には4連敗すら覚悟していただけに本当に嬉しい。この勢いであと2連勝して4-0で「森内はもう終わった」とかいう声も完全に吹き飛ばして欲しい。

 あと、羽生名人がなんとなく元気がなく、気合が感じられない気もする。今更ながらだが、ビーモン症候群かも。

 第3局は5/6、7。第4局は5/17、18。楽しみだ。森内先生のおかげでなんとか生きていける。