年末調整の時期がやってきました。現在、長期入院中なので郵送で勤務先から病院に資料が送られてきました。1月下旬から入院しており毎月の基本給は当然もらっていないのですが、会社の制度で手当や多くはないですが(私にしては多い)、なぜか賞与までもらっています。ということで年末調整で下記の書類を提出しました。
1. 「令和元年分 給与所得者の保険料控除申告書」
入院中なので書類が手元になく、保険料の控除による税金の減額分はわずかなので申告をやめようかとも思っていました。しかし、他の用事もあり、病院から外出して自宅に送られていた保険の書類を揃えました。
1.1. 一般の生命保険料
いい歳して恥ずかしながら一般の生命保険には加入していません。障害者になってから勤務先の出入りの保険屋さんの勧誘があり、じっくり聞いたのですが、私の障害(脊髄損傷)だと保険料が割高だったので加入を断念しました。
1.2. 介護医療保険料
がん保険に加入しており、これが介護医療保険に該当します。11月1日に契約更新で、1~10月分の生命保険料控除証明書を添付しました。11~12月分は加入者証添付の証明書が必要なのですが見当たりません。おそらくまだ届いていないのでしょうが、入院中で書類の入手が煩わしいのと金額も大したことないので諦めました。介護医療保険料の控除額は計算式に当てはめると10カ月分の全額10,000円となりました。
1.3. 個人年金保険料
諸般の事情で個人年金保険に加入しており、約50万円払っています。生命保険料控除証明書を添付しました。控除額は計算式に当てはめると上限の40,000円となりました。
ということで生命保険料の控除額の合計は10,000円+40,000円で50,000円となり、実際に戻ってくるのは控除額に税率を掛けたものです。今年の税率はおそらく最低区分の5%なので、保険料控除により戻ってくるのは2,500円だと思います。がんばって書類を揃えたわりに少ない気がしますが、もともと税率が低いので当然です。
これらを記入して保険料控除申告書の所定の位置に押印しました。
2. 「令和2年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」
私は誰も扶養していませんが、身体障害者1級なので「特別障害者」として控除が受けられます。「特別障害者」の「本人」欄に「○」が印字されており、「身体障害者1級 平成*年*月*日交付」と印字されています。障害者になって年末調整の度に書いていたら印字してくれるようになりました。障害者の証明が必要なので障害者手帳をコンビニでコピーして添付しました。
特別障害者の控除額は所得税が40万円、住民税が30万円で実際に戻ってくるのは控除額に税率を掛けたものです。所得税については今年の税率がおそらく最低区分の5%なので20,000円、住民税については10%なので30,000円が特別障害者控除により戻ってくる金額だと思います。
扶養控除等(異動)申告書の「世帯主の氏名」欄に氏名、「あなたとの続柄」欄に「本人」と記入して押印しました。
障害者の所得税・住民税の控除額
引用元:障害者控除とは?所得税・住民税の手続きや実際にいくら戻るかの計算方法などを説明します | LITALICO仕事ナビ
上記2つの申告書を勤務先に郵送しました。なお、「令和元年分 給与所得の配偶者控除等申告書」については独身者は提出不要とのことです。