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2020春 連続ドラマ評「4ブロックス」(シーズン1~2)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「4ブロックス」(シーズン1~2)の評価とかです。2017年~2018年に公開されたドイツのドラマです。アラブ系のマフィアの話です。(Amazon Prime加入はこちらから ⇒ Amazon Prime )

ドラマ「4ブロックス」の紹介画像
(画像引用元:Amazon Prime Videoサイト)

(1)作品:4ブロックス(原題:4 BLOCKS) (シーズン1~2)
(2)制作国:ドイツ
(3)公開年:2017年(シーズン1)、2018年(シーズン2)
(4)エピソード数、時間
  ・シーズン1:全6話、51分~59分/話
  ・シーズン2:全7話、47分~53分/話
(5)キャスト(出演者):キダ・コードル・ラマダン、ヴェイセル・ゲリン、アルミラ・バグリアチック、マリアム・ザリー、フレデリック・ラウ、他
(6)作品概略、あらすじ
 ドイツのアラブ系のマフィアの話。警察の捜査、敵対するマフィア同志の抗争、マフィア内のもめごと等を描く。「4ブロックス」とは4つの犯罪(ドラッグ、売春、残り失念)の意味。以下、部分的にネタバレあり。
・シーズン1
ベルリン在住のレバノン出身のマトニー・マハディは妻子のためにも家業のマフィアから足を洗い、ドイツで永住権を得たいと考えていた。しかし、なんやかんやあってマフィアのボスとして組織をまとめていく。そのマフィア内に捜査官ヴィンスが潜入し、犯罪の証拠をつかもうとする。
・シーズン2
シーズン1と同じキャスト・設定の続編である。トニーはマフィアのボスの傍ら、不動産で全うな顔も持とうとするが色々うまく行かない。ドラッグの縄張り争いでモハメッドファミリーと揉めたり、殺し屋のチェチェン人らに狙われたり、内部に裏切り者が出たり。
(7)感想
・良かったところ
 自分が観るドラマはアメリカの作品が多いのでドイツのアラブ系マフィアという舞台が新鮮味があった。
 毎回、冒頭に簡単なおさらいシーンを流してくれるので話の理解に役立った(自分は続けて観ても理解できていなかったり忘れていたりしがちなので)。話も特に複雑なところはなく、理解力の乏しい自分にも登場人物で混乱することは少なかった。
 マフィアのボスのトニーがマフィア組織、家族、移民の悩みを抱えていて、乱暴な弟のアッバスと対称的に思慮深いキャラクターで哀愁漂う演技が良かった。アラブ系の妻がマフィアの夫に対してけっこう辛辣なことを言っていたので個人的には驚いた。アラブ系女性はもっと虐げられていると勝手に思っていた。
・残念だったところ
 舞台は珍しかったが、話は捜査官ヴィンスのマフィアへの潜入、マフィア同志の抗争、マフィアファミリー内のもめごと、マフィアに憧れる少年とかで特に驚くような展開はなかった。ヴィンスの最後の方の行動は悪い意味で珍しい展開だった。
 話の作りは少し甘く感じた(ヴィンスの不用心な行動とか決断とか、アッバスの逃走とかシーズン2のラストとか)。
 よく出てくるラップがダサくて邪魔に感じた。もともと自分はラップがあまり好きでないし、若くないからかもしれないけど。
・その他
マフィアのボスでトニーと言えばアメリカの良作ドラマ「ザ・ソプラノズ」(1999年~2007年)を思い出す。「4ブロックス」では短気な弟、「ザ・ソプラノズ」も短気な側近にボスが悩まされるところも似ていた。コメディ要素も強かった「ザ・ソプラノズ」とは雰囲気が異なるが「4ブロックス」はリスペクトしてボスの名も同じ「トニー」にしたのかな、と思った。
(8)個人的評価:★★★☆☆ (シーズン1~2まとめて)
(Amazonレビューは2020年3月現在、シーズン1:4.5個(レビュー数42)、シーズン2:4個(レビュー数8)

 以上、「4ブロックス」(シーズン1~2)のレビューでした。