車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020初夏 映画評「トレイン・ミッション」

 僭越ながらAmazon Prime Videoで観た映画「トレイン・ミッション」の評価とかです。今年、Amazon Prime Videoで観た映画の11作品目です。
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映画「トレイン・ミッション」の紹介画像
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト)

(1)作品:トレイン・ミッション (原題:The Commuter)
(2)制作国:アメリカ
(3)公開年:2018年
(4)作品時間:1時間44分
(5)監督:ジャウマ・コレット=セラ
(6)キャスト(出演者):リーアム・ニーソン、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、ジョナサン・バンクス、サム・ニール、エリザベス・マクガヴァン、他
(7)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
元警官で保険会社に勤める60歳の男性マイケル・マコーリー(リーアム・ニーソン)はある日、突然会社を解雇される。落ちこみながらいつもの電車で帰宅中に見知らぬ中年女性ジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)から仕事を持ちかけられる。その仕事はこの電車の乗客の中から重要な荷物を持った人を探し出して欲しいというもので報酬は10万ドルという。怪しげな仕事だが、解雇されたばかりでローンと息子の教育費に悩むマイケルは引き受けることにする。

< ↓ 予告編 (YOUTUBE - ギャガ公式チャンネル) >

(8)感想
部分的にネタバレあり。
・良かったところ
 役者は頑張っていたと思う。
・残念だったところ
 話に無理、矛盾を感じてあまり入り込めなかった。ジョアンナ側の依頼者はおそらく大きな組織で強大な資金、ネットワークなどを持っていると思われる。そして、この電車に自分たちの犯罪の証拠を持っている証人が乗る、という情報を入手しているのだが、その情報が中途半端でそれが分かるくらいならもっと限定できそう。また、そんな大事な証人、証拠を検察側(?)が一人で移動させるのも無防備すぎる。更にそれを見つけるのに元警官とはいえ、転職して10年も経つ60歳の保険会社の従業員マイケルに依頼するという人選がおかしく、もっと適任の人物がいるはず。最終手段の乗客を皆殺しにするために仕掛けたのがブレーキを壊す、といういのもスキがある。
 アクションシーンも冗長で緊迫感がないし(ファイトシーンでの空振りとかがわざとらしく下手くそ)、マイケルが60歳にしては元気すぎたり。 
(9)個人的評価:★★☆☆☆ (Amazonレビューは2020年5月現在4個(レビュー数308))

 以上、「トレイン・ミッション」のレビューでした。