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2020夏 Jリーグ第5節 鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス

7/18に開催されたJリーグ第5節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスについてです。ド素人の鹿島ファンの感想です。

1. 試合結果

鹿島アントラーズ 4 - 2 横浜F・マリノス
得点者:4分 上田 綺世(鹿島)、12分 マルコス ジュニオール(マリノス)、58分 上田 綺世(鹿島)、70分 マルコス ジュニオール(マリノス)、67分 エヴェラウド(鹿島)、82分 白崎 凌兵(鹿島)

2. 試合前の状況、予想など

 鹿島は今シーズンの公式戦はまさかの全敗中である。今日の対戦相手は現在13位と出遅れているが、昨年リーグ優勝の横浜F・マリノスであり、厳しい相手だがそろそろ勝ちたい。
 鹿島は前節7/12の浦和レッズ戦から先発を大きく替えた。永木選手、染野選手、和泉選手、伊藤翔選手に替えレオシルバ選手、遠藤康選手、上田選手、エヴェラウド選手。ベンチに奈良選手が入ってきた。荒木選手、染野選手、松村選手といった期待の新人はベンチ外。
 マリノスの攻撃陣はマルコス選手、仲川選手、エジカル選手、エリキ選手といった強力な選手が先発。昨年と変わらないメンバーであり苦戦すると思われ。さらにベンチには天野選手、遠藤渓太選手、水沼選手、オナイウ選手まで控えている。今年のマリノスの試合は観ていないが、現在13位に停滞しているのが信じられないメンバーである。鹿島は絶不調だが、マリノスが不調なうちに直接対決で勝っておきたい。

3. 試合展開(ハイライト)


(掲載元:YouTube - DAZN Japan チャンネル)

◆前半
4分、鹿島は左サイドをエヴェラウド選手が突破して左足でクロスを入れ、上田選手がトラップして右足でシュートを決め先制。
5分、マリノスは喜田選手?がシュートするがキーパーのスンテ選手がナイスセーブ。
8分、マリノスの扇原選手の左足シュートは味方に当たって枠外。
12分、マリノスは前線で華麗なパスワークで崩し、右サイドから仲川選手がグラウンダーのクロスを入れマルコス選手が走り込んで右足で押し込んで1-1。
14分、マリノスのエリキ選手の右足シュートは味方にあたり枠外。
15分、マリノスの仲川選手のシュートは鹿島がブロック。
17分、鹿島のアラーノ選手の右足シュートはわずかに枠外。
24分、マリノスのマルコス選手の右足のフリーキックはクロスバーに弾かれる。
26分、鹿島はPA内でのこぼれ球を上田選手が右足でシュートするが、キーパー梶川選手がキャッチ。
35分、鹿島は上田選手が抜け出し、キーパー梶川選手と1対1になるがドリブルを止められる。
40分、鹿島は右サイドからのクロスを遠藤康選手がダイレクトで左足でシュートするがキーパー梶川選手に止められる。
44分、鹿島は前線へ抜け出した遠藤康選手がパスを受け、左足でシュートするがわずかに枠外。
45分、鹿島は右サイドからアラーノ選手が中央へグラウンダーのクロスを入れ、フリーの上田選手がダイレクトで右足シュートを放つがわずかに枠外。
前半は1-1で終了。
◆後半
46分、マリノスはチアゴ選手に替えて伊藤槙人選手、エジカル選手に替えて遠藤渓太選手を投入。
50分、鹿島は右サイドでアラーノ選手が前線へスルーパスを出し、抜け出した上田選手が中に持ち込んで右足シュートを放つがキーパー梶川選手のナイスセーブ。
51分、マリノスはエリキ選手に替えてオナイウ選手を投入。
53分、鹿島は三竿選手に替えて永木選手を投入。
54分、鹿島はカウンターから左サイドを上がり、最後はエヴェラウド選手が中に切り返して右足シュートを放つがわずかに枠外。
55分、マリノスは左サイドからクロスを入れるがわずかに合わず。
56分、マリノスは右サイドから仲川選手がクロスを入れるが鹿島が守る。
58分、鹿島は中央のレオシルバ選手が右サイドへ展開し、広瀬選手のワンタッチの右足のグラウンダーのクロスに上田選手が走り込み右足アウトで合わせゴールして2-1。
62分、鹿島はゴール正面PAちょっと外で得たフリーキックをエヴェラウド選手が右足で豪快に蹴るが壁に当たり、キーパー梶川選手が止める。
63分、マリノスがゴール前に送るがキーパーのスンテ選手がセーブ。
63分、鹿島のカウンターで右サイドからクロスを入れるがわずかに合わず。
67分、鹿島は中央で後方の永木選手から前線へパスを送り、遠藤選手が右サイドから上がってきたアラーノ選手に預け、アラーノ選手がダイレクトでグラウンダーのクロスを入れ、エヴェラウド選手が落ちついて左足でゴールして3-1。
68分、給水タイム。
69分、マリノスは扇原選手に替えて天野選手を投入。
70分、マリノスは左のショートコーナーからつなぎマルコス選手が右足でゴール右上に刺さるスーパーゴールで3-2と追い上げる。
71分、鹿島はアラーノ選手に替えて土居選手、遠藤康選手に替えて白崎選手を投入。
76分、右サイドで土居選手が個人技で攻め込むがファールでつぶされる。
80分、鹿島は上田選手に替えて伊藤翔選手、エヴェラウド選手に替えて和泉選手を投入。
80分、マリノスはマルコス選手に替えて水沼選手を投入。
82分、鹿島は相手DFラインのミスによりパスがずれたところを中央で走り込んできた白崎選手がキーパーの位置を見てダイレクトで右足のループシュートを決めて4-2につき離す。
82分、マリノスは水沼選手?がシュートを放つがわずかに枠外。
89分、マリノスはセットプレーから天野選手が左足でゴール前へ入れ、こぼれ球を水沼選手が右足でシュートするがわずかに枠外。
90分、鹿島は相手ゴール前のこぼれ球を追うがキーパー梶川選手が判断良く出てクリア。
95分、終了。4-2で鹿島の大勝利。

4. 出場選手と特記プレー

4.1. 鹿島アントラーズ

4.1.1. 鹿島アントラーズの先発メンバー

・GK 1 クォン スンテ
 落ち着いて守った。2失点はノーチャンス。
・DF 22 広瀬 陸斗
 2点目の上田選手のゴールをアシストをしたクロスは完璧だった。
・DF 39 犬飼 智也
 良く守った。
・DF 28 町田 浩樹
 仲川選手をかなり押さえた。
・DF 14 永戸 勝也
 良く守った。対戦相手、試合展開に応じていつもの得意の攻めは自重していたように見えた。
・MF 20 三竿 健斗(53分アウト)
 中盤で相手をよくつぶした。
・MF 4 レオ シルバ
 中盤で相手をよくつぶした。
・MF 7 ファン アラーノ(71分アウト)
 シュートは残念ながら決まらかったが、3点目のエヴェラウド選手のゴールをアシストしたクロスの他、上田選手への良いクロス、スルーパスなどがあった。
・MF 25 遠藤 康(71分アウト)
 前線でためを作った。3点目につながるアラーノ選手へのパスは落ち着いて周りがよく見えていた。
・FW 9 エヴェラウド(80分アウト)
 3点目は落ち着いていた。1点目の上田選手のゴールをアシストした突破とクロスの一連の動きも良かった。これまで前線でいろいろなプレーをしてきたが、左サイドからのクロスや切り返しての右足シュートが大きな武器となってきたように見えた。
・FW 36 上田 綺世(80分アウト)
 2得点は流石。他にも良い動き出し、ポジショニングでチャンスを作った。前線でのハイボールの競り合いでも強さを見せた。昨年の対戦でもゴールを決めており、マリノスには相性が良いのかも。

4.1.2. 鹿島アントラーズの控えメンバー

・GK 21 曽ヶ端 準
・DF 3 奈良 竜樹
・MF 11 和泉 竜司(80分イン)
 このチームで慣れない途中出場だったが逃げ切りに貢献した。 
・MF 41 白崎 凌兵(71分イン)
 4点目のループシュートは集中力、判断力、技術力の高さを見せた。
・MF 6 永木 亮太(53分イン)
 同点での途中出場から中盤に入り、チームに勝利をもたらした。献身的な役割、プレーをするので活躍すると嬉しい。
・MF 8 土居 聖真(71分イン)
 ボールのキープ力の高さを見せた。
・FW 15 伊藤 翔(80分イン)
 相手DFへのプレスが4点目の白崎選手のゴールにつながった。

4.2. 横浜F・マリノス

4.2.1. 横浜F・マリノスの先発メンバー

・GK 21 梶川 裕嗣
 速い飛び出しで鹿島のチャンスを摘み取る機会が目立った。
・DF 27 松原 健
・DF 13 チアゴ マルチンス(46分アウト)
・DF 44 畠中 槙之輔
・DF 5 ティーラトン
・MF 6 扇原 貴宏(69分アウト)
・MF 8 喜田 拓也
・MF 9 マルコス ジュニオール(70分アウト)
 2得点した。1点目は見事な連携、2点目は見事な個人技だった。やはり今シーズンもやりそう。
・FW 23 仲川 輝人
 マルコス選手の1点目をアシストした。
・FW 30 エジガル ジュニオ(46分アウト)
・FW 17 エリキ(51分アウト)

4.2.2. 横浜F・マリノスの控えメンバー

・GK 34 中林 洋次
・DF 15 伊藤 槙人(46分イン)
・DF 25 小池 龍太
・MF 39 天野 純(69分イン)
 フリーキックの精度は今日も高かった。
・FW 11 遠藤 渓太(46分イン)
 左サイドの攻撃で鹿島を苦しめた。
・FW 18 水沼 宏太(80分イン)
 惜しいシュートがあった。
・FW 45 オナイウ 阿道(51分イン)
 ゴール前で鹿島を苦しめた。

5. 試合後の感想とか

 鹿島は絶不調の中での昨年のJリーグ王者のマリノス相手でまさかの勝利だったというのが正直な感想。マリノスが去年とおそらく変わらないメンバー、体制でなぜ不調なのかよく分からない。攻撃陣は迫力あったが、守備がもう一つで鹿島はカウンターでチャンスを多く作った。鹿島がリードする展開だったからか。
 鹿島の1失点目は見事すぎるパスワークで崩された。2失点目はマルコス選手のシュートがすごすぎた。マリノス相手にこの2失点のみで抑えられたのは良いだろう。攻撃はこれまで4節終えてオウンゴールの1得点のみだったのが嘘のように4得点もした。白崎選手のゴールは置いといて、前線の焦りがあったであろう上田選手にゴール、アラーノ選手にアシスト、エヴェラウド選手にゴールとアシストといった結果が残ったのが大きいと思われ。やはり前節で予期したように流れは完全に鹿島に来ている。