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2021春 ドラマ評「証拠は語る 誰が母を殺したのか?」(シーズン1)

僭越ながらAmazon Prime Videoで観た連続ドラマ「証拠は語る 誰が母を殺したのか?」(シーズン1)の感想とかです。2019年公開のイギリスの作品です。

ドラマ「証拠は語る 誰が母を殺したのか?」(シーズン1)の紹介画像
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )

(1)作品名:証拠は語る 誰が母を殺したのか? (原題:TRACES) (シーズン1)
(2)制作国:イギリス(BBC)
(3)公開年:2019年
(4)エピソード数、時間:6話、43分~45分/話
(5)キャスト(出演者):モリー・ウィンザー、ローラ・フレイザー、ジェニファー・スペンス、他
(6)作品概略、あらすじ(序盤のみ)
舞台はスコットランドのダンディーで主人公は23歳の女性エマ・ヘッジス。エマは故郷のダンディーのスコットランド科学捜査研究所の実験技師として採用され、他所から戻って来る。エマは上司である女性サラ・ゴードンらが新たに始めた科学捜査のオンライン講義を受講する。するとエマはそこでの事件の事例が未解決となっている亡くなった母マリー・モンローのものであると確信し、サラに問う。しかし、サラは否定し信頼しているニール・マッキンヴェン警部補をエマに紹介する。

< ↓ 予告編 (YouTube - BBC Trailersチャンネル) >

(7)感想
 全6話で途中だれることもなく、薄くなることもなく、次の展開が気になるようなエンディングの回も多く楽しめた。

 以下、部分的にネタバレあり。

 概ね楽しめたが自分が嫌う偶然の設定がちょっと多かった。ダニエルとエマが知り合ったのは偶然と見せかけて実は、という展開になりかけてゾクッときたが、やっぱり偶然でがっかり。エマが受講したオンライン講座の事例が母マリーのものというのは話の設定上、ない話でもなく良い設定だと思った。
 エマが犯人に気づくのはちょっと勘が良すぎと思った。エマが母マリーにそっくりとよく言われるのが前フリだったのだが弱いと感じて逆にダサかった。
 過去のマリーの遺体の未解決事件と現在のクラブの火災事件が一部絡まって話が進むのだが、ちょっと無理やり感があり偶然性の設定も出てくるのでクラブの火災事件は過剰な展開に思えた。
 会いに来たピアをキャシーが避けるシーンが思わせぶりだったが、特に興味もなかったし、特に何の種明かしもなく(見落としたかもしれないが)しょうもなかった。

(8)個人的評価:★★★★☆
(Amazonレビューは2021年3月現在、3.7個(レビュー数19))

(9)登場人物/役柄/役者
主要な登場人物を役名/役柄/役者の順でネタバレをなるべく避けてメモしておく。

(↓エマの家族、友人とか)
エマ・ヘッジス/主人公の女性。故郷スコットランドのダンディーに帰り実験技師として働き出した。/モリー・ウィンザー(Molly Windsor)。

Molly Windsor
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )

マリー・モンロー/エマの亡き母/カーリー・アンダーソン(Carly Anderson)。
ドリュー・カビン/エマの実父。元妻エマが亡くなったときは離婚していた。/ジョン・ゴードン・シンクレア(John Gordon Sinclair)。
ジミー/エマの継父。マリーが亡くなったときの夫。/フィル・マッキー(Phil McKee)。
ジュリー・ヘッジス/マリーの姉妹、すなわちエマのおば。マリーが亡くなってからエマを育てた。/ネーヴ・マッキントッシュ(Neve McIntosh)。
スカイ・アレッシ/エマの幼なじみの女性。エマがダンディーに戻ってからはエマに部屋を貸し一緒に住む。/ジェイミー・マリエ・リーリー(Jamie Marie Leary)。
イジー・アレッシ/スカイの母。肺に疾患あり入院中。薬物中毒と言われている。マリーの遺体は切断されて発見されたとエマに口を滑らす。/ローリー・ブルット(Laurie Brett)。
ショーナ/ドリューの恋人の女性。
ヴィンセント・キア/ドリューが石油採掘船員だった時の同僚の男性。短気。/イアン・ピリー(Ian Pirie)。

(↓エマの勤務先の人とか)
サラ・ゴードン/法化学教授の女性。スコットランド科学捜査研究所の理事も兼ねる。エマの上司。/ローラ・フレイザー(Laura Fraser)。

Laura Fraser
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )

 ●キャシー・トランス/法医考古学、法人類学の教授の女性/Jennifer Spence(ジェニファー・スペンス)。

Jennifer Spence
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )

ルイーズ/エマの同僚の女性。実験技師。/アンナ・レオン・ブロフィー(Anna Leong Brophy)。
グレッグ/研究所の男性スタッフ/Ciaran Alexander Stewart。
ジャニーヌ・ミューア/研究所の女性スタッフ。事務方。お菓子を作って職場で振る舞ったり。/アンドレア・ハート(Andrea Hart)。
ピア・サルバドール/キャシーの知人の女性/ジョアナ・ボルハ(Joana Borja)。
ボビー/ガスクロマトフ質量分析計につけられた名前。

(↓刑事とか)
ニール・マッキンヴェン/警部補の男性/マイケル・ナードン(Michael Nardone)。
トリーナ/女性刑事。ニールの部下。/Morayo Akandé。

(↓クラブ「シークレッツ」の火事の死傷者とか)
シャギー・ブルック/クラブの経営者の男性。火事の後、橋から飛び降り自殺した。/ジョン・クライド(John Clyde)。
ハウイー/クラブの火事現場で遺体で見つかった男性。/ロブ・デイ(Rob Day)。
バシール/クラブの火事現場で遺体で見つかった男性。
シェリー/クラブの火事現場で遺体で見つかった女性。ブルックの姪。
ダニエル/建屋を改築したマカフィー建設の男性/マーティン・コムストン(Martin Compston)。

Martin Compston
(画像引用元:Amzon Prime Videoサイト )

フィリップ(フィル)/ダニエルの父/ヴィンセント・リーガン(Vincent Regan)。
パトリック/弁護士の男性/ダンカン・パウ(Duncan Pow)。
クレア/弁護士の女性/ジェイニー・ゴッドリー(Janey Godley)。

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 以上、「証拠は語る 誰が母を殺したのか?」(シーズン1)のレビューでした。