ジョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2019秋 入院時の携帯品を紹介します(脊髄損傷の褥瘡患者)

 私は現在、脊髄損傷に伴う褥瘡で長期入院中です。入院時の携帯品(自宅から持ち込んだもの)について紹介します。たいてい病院のホームページ、入院のパンフレットに用意すべきものの記載がありますが、それだけでは不便なこともあります。病院の売店で購入できるものや後から誰かに頼んでも良いものなどもありますが、病院では高価だったり、好みのものがなかったり、私のように頻繁に来てくれる人もいないという方もいると思います。ご参考になれば幸いです。

1. 病院提示の用意すべきもの

 現在私が入院中の病院の例です。

1.1. 必須品

 健康保険証、診察券、お薬手帳、服用中の薬、入院同意書及び誓約書、印鑑、介護保険証

1.2. 入院生活用品

・食事用品

 スプーン、はし、湯呑、ストロー、急須、茶瓶など

・洗面用品

 洗面器、歯ブラシ、ひげそり、コップ、石鹸、シャンプー、くしなど

・日用品

 タオル、ゴミ入れ、ティッシュペ-パー、スリッパなど

・衣類

 寝衣、下着など

・介護品

 紙おむつ、ちり紙、ふた付バケツなど

・リハビリ用の服装

 運動しやすい上下服、運動靴

2. 上記以外(病院が提示していないもの)

2.1. ほぼみんなに必要なもの

・お金

 お金は必要です。身の回り品の出費の他、想定外の出費もあり得ます。私は褥瘡の治療の栄養補助的な飲み薬を何度か処方されて数万円請求されました。ちなみにその薬については看護師に愚痴をこぼすとすぐ中止になりました。おそらく医師も想定外の金額で、効果もそれほど明確ではなかったからだと思います。

・バスタオル

 私は普段からバスタオルは使わず、バスタオルより小さい普通のタオルを使っているのですが、入院時は念のため持参してます。実際、手術のときに用意するよう言われましたし、慌てて準備する患者のご家族もおられます。また、入院時は自分の希望するように病室の空調は効かせられないので寝るときの調整(暑い時の布団替わり、寒い時の追加)などに使用しています。

2.2. あると便利なもの

・三角枕(背中用)

 脊髄損傷患者は普段から褥瘡予防で三角枕を使用されている方が多いと思います。私は褥瘡で入院にも関わらずいつも持参するのを忘れて病院で借りているのですが、なかなかぴったりのものが借りられないこともありました。外出で自宅に寄る機会に自分のものを取ってきています。

・パソコン関係

 パソコン本体、マウス(褥瘡患者は寝転んで操作することが多いと思うのでオンスクリーンキーボードと共に使用すると便利です)、イヤホン(無理な体勢で使用し、切断することもあるので予備もあった方が良いです。こだわりがなければ病院の売店でもたいていテレビ用に売っています)、外部メモリ(定期的にバックアップを取った方が良いです)、レンタルwifi機器(あると便利です。病院許可を取って通販等でレンタルしましょう)などです。パソコンの使用用途については入院中の暇つぶしの記事に記載しています。⇒

2019夏 長期入院中の暇つぶし(脊髄損傷の褥瘡患者) - ジョナサソのおまけの人生

・電源タップ

 褥瘡治療でベッド上であまり自由に動けない私の場合、各電化製品の電源を壁のコンセントから取ろうとすると不便なので3mくらいのコード付きの電源タップを持ち込んでいます。電気は勝手に使わずに病院の許可を得ましょう。使用する電化製品に応じて毎月一定の電気料金を請求されます。

・スマホ、携帯電話

 最近では常識の範囲で病室での使用も黙認されているようです。充電器も忘れないよう持ってきましょう。パソコンを持ち込む場合はUSB充電ケーブルを利用するとケーブルのわちゃわちゃ感が多少収まります。更にUSBもコネクタの規格が多種あり、それぞれケーブルを準備すると面倒なので変換コネクタがあればスッキリします。私の所有している機器ではスマホがMicro Type-BでレンタルしたwifiルーターがType-CなのでBからCへの変換コネクタを利用しています。この変換コネクタは100均ショップで購入しました。

・リハビリ機器

 褥瘡などでベッド生活が長くなる脊髄損傷患者は筋力が衰え、移乗が難しくなります。不安な方は筋トレ用の機器を持っておいた方が良いでしょう。病院に頼めば適当に用意してくれるかもしれません。希望すれば作業療法、理学療法をベッド上でも受けられると思います。私は損傷箇所が第1腰椎(L1)で脊髄損傷としては残存範囲が広く、まだこの年齢では特にやらなくてもなんとかなっています。以前、自宅で使っているダンベルを持ち込んだことがあるのですが、自宅では気にならなかったダンベルのラバー(樹脂のカバー)の臭いが気になりやめました。

・S字フック

 ベッドの柵にゴミ入れ用にビニール袋を掛けたりカバンをかけたりするのに便利です。ゴミ入れに関してはゴミ箱の方が使い勝手も清掃職員の扱いもやりやすいのでしょうが、車椅子利用者はごみ箱を床に置くと特に狭い病室では邪魔になるのでビニール袋にしています。カバンについてはあまり動けない患者にとっては手の届くところに置いておきたいものを入れてベッド柵に描けておくと便利です。

・洗濯バサミ

 洗濯バサミは大きめのものが良いです。ベッドの柵にタオル、下着などを干すときに使います。干さないにしてもベッド柵にかけておくとよく落ちるので固定した方が良いです。

< ↓ S字フックと洗濯バサミの利用 >

ベッド柵にタオルとゴミ袋をかけている

・トング

 私は車椅子生活を始めてからはトングを普段から多用してますが、入院生活でも役に立っています。特にベッド上であまり動けないときに床にものが落ちたときや、カーテンを閉めるときや、アームライトに手が届かないときや、車椅子を微妙に手の届かない位置に移動させられたときなどその用途は無限大です。マジックハンドは安価なものしか使ったことがないのですが、よく壊れるのでトングを愛用しています。壊れないならマジックハンドの方が長さがあり良いかもしれません。

 < ↓ トングでアームランプをつかんでいるところ >

アームスタンドをトングで掴んでいる

・うちわ

 普段はエアコンを多用し、うちわを使う機会がなくなりましたが、入院中はエアコンが使えない期間があるので久しぶりにうちわを使うとそのポテンシャルの高さに感動します。特に褥瘡治療で寝たままだったため熱がこもっていたときには有用でした。意外にも病院の売店、近所のスーパー、コンビニで入手できなかったので用意しておきたいです。うちわに換えて扇子を使うと格調高くなると思います。

・孫の手

 褥瘡治療のため座位禁止で寝たままになり、背中が痒くて眠れない夜も多々ありました。相棒のトングでもかきづらかったです。良いストレッチにはなったかもしれませんが、やはりストレス源でした。

・切手、封筒

 勤務先、労働基準監督署(私の脊髄損傷、褥瘡は労災扱いです)から入院中も容赦なくいろいろな資料の提出を求められました。切手、封筒はかさばるものでもないので持っておいた方が良いです。以前入院中の売店や近所のコンビニ(デイリーヤマザキ)で入手できず困りました。私は普段から糊まで携帯していますが、親切な看護師に頼めばなんとかしてくれると思います。

・消臭剤(スプレータイプ)

 病室が相部屋の場合、近所迷惑にならないように、また効果はさておき誠意も見せるためにもあった方がジェントルマンぽくなると思います。褥瘡患者はベッドでの排泄ケアも頼まざるを得ないこともあると思います。また、病院から借りている尿器の消臭にも効果てき面でした。

 < ↓ 消臭剤 >

消臭剤

・ふりかけ、調味料

 私は病院の売店でふりかけと一味を買いました。病院食はなかなか進まないのでこだわりのものがある方は持ち込んだ方が良いです。

・収納かご

 私は100均のかごを持ち込んでいます。病院に借りたオーバーベッドテーブルに置いています。あまり動けないので手の届くところにモノを置きたいのですが、テーブルに直接置くとモノがあふれてよく下に落としてしまうのでこれを利用しています。

・風呂場マット

 脊髄損傷のように下肢障害がある方に対して該当し、私は用意しませんでしたが必要な方は用意してくださいというものです。脊髄損傷専門のリハビリ施設などではマットがあるところもありますが、通常の病院では普通はマットがなく、シャワーチェアかストレッチャーでの入浴になると思います。私は自宅では脱居場所と浴室までの間にマットを敷いて床面に降りてシャワーを浴びていますが、入院中はシャワーチェアを利用しています。シャワーチェアは移動に介助が必要なうえ(病院によるかもしれませんが)、足がうまく洗えないのであまり好きではありません。しかも現在入院中の病院の病棟には浴室がないし(隣の病棟に借りる形になってます)、人手も足りないとかいう理由で滅多に浴びられません。褥瘡治療には入浴、シャワーは重要だと思うのですが。マットを持ち込んで一人で入浴する手もあるのでしょうが、幸い頭だけは専用の洗面台で洗えるのでそれで済ませており、精神的なストレスはあまりありません。

・その他小物

 爪切り、耳かき、鼻毛カッター、毛抜き、導尿用品(カテーテル、潤滑液)、排泄用品(グローブ、ビニール袋、潤滑液)、ぬいぐるみなど。病院の売店でも買えるものもありますが、高かったり種類が選べなかったりします。

 以上、私の長い入生生活での携帯品をご紹介しました。