車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2020早春 インフルエンザ予防薬でお腹壊したっぽい

 先日、下痢をした話です。汚い話ですが、もしあれでしたらご参考にしてください。

1. 入院中のインフルエンザ流行

 現在、脊髄損傷に伴う褥瘡治療で長期入院中です。入院病棟で2月中旬くらいからインフルエンザが流行っています。新型コロナではないだろうとのことです。
 病院のインフルエンザ拡散対策として、下記のようなことをしています。
 ・全入院病棟で面会謝絶
 ・新規の入院受入の拒否
 ・入院患者の外出禁止
 ・浴室使用禁止(?)
  浴室のある病棟は利用可かもしれません。少なくとも浴室がない私の病棟では別の病棟の浴室まで行けなくなりました。  
 ・食事は病室でとる
  普段は介護が必要な人(?)はデイルームに集められて食事しています。
 ・デイルームでの患者同士の接近禁止
  食事以外のときも接近禁止で、テレビを見る常連さんたち(2、3名)も席を一つ空けています。
 ・インフルエンザ予防薬の処方
  患者、職員に飲ませています。私が処方されたのがオセルタミビルカプセル75mgです。そして、この予防薬が曲者っぽいです。
< ↓オセルタミビルカプセル75mg >
オセルタミビルカプセル75mg

2. インフルエンザ予防薬が下痢の犯人っぽい

 私は脊髄損傷を負ってから慢性的に便秘がちで滅多に下痢をしません。今回の長期入院中もおそらく手術後に抗生剤の影響で下痢をして以来、10カ月はしていなかったのですが、先日、続けて下痢をしました。咳や熱やだるさはないので、食事にラー油をかけすぎたせいか、ストレスのせいかなあと思っていました。病院食は何十周もしているメニューですし。失態はまんまと証拠隠滅したのですが、こういうのは続きがちなので、今度やらかしてバレたら恥ずかしいので、その恥ずかしさを緩和させる保険として念のため看護師に報告にしました。褥瘡患部も汚染させたっぽいし。調べてもらうと看護師もこの予防薬を飲み出してから下痢をする人が多いとのことでした。
 私の場合、この予防薬を毎朝1錠飲んで、8日間位はなんともなかったので、下痢の原因がこれだとは思わなかったのですが、下痢をした看護師もそういう感じらしいです。ボディブローのように利いてくるのでしょう。また、ネットで調べるとこの予防薬の副作用として下痢が挙げられていました。
 健常者ならお腹が痛くなったら、トイレに駆け込めばよいし、万が一失敗しても容易に片付けられます。しかし、脊髄損傷の私は下痢の場合、腹痛の感覚が大抵なく、あっても間に合わず、片づけるのも難しく(両手は動くので頚損の方に比べたらかなり良いですが)大惨事になります。今回の1回目は硬い便が大量に残っていたので便意を感じフタにもなってくれたので事なきを得たのですが、2回目(翌日)は硬い便が残っていなくて便意も感じず穏便に収めたかったトイレで大惨事になり、泣きながら片付けました。
 ということで、この予防薬はやめたかったのですが、飲み続けるように言われました。他の代わりの予防薬も出してくれません。困ったなあ、と思いながらもたまたまこの予防薬を飲み忘れたら下痢はピタッと止まりました。おそらく、今回の下痢の犯人はこの予防薬でしょう。それだけインフルエンザに対してもよく効くのでしょう。

 以上、オセルタミビルがよく効いたであろう話でした。