車椅子ユーザージョナサソのおまけの人生

脊髄損傷を負い車椅子利用者になった男やもめの一人暮らしとか

2021春 褥瘡治療の長期入院から退院した

 先日、おかげさまで退院しました。褥瘡(床ずれ)治療のため入院し、2年2カ月弱かかりました。2箇所あった褥瘡の一つはキズが浅くて除圧だけですぐ治ったのですが、もう一つの褥瘡は肛門近くで以前手術したのですが浸出液が増えたので再手術してもらったら苦戦し、残念ながら完治はしていないですが、もう良くも悪くもならなず、褥瘡とうまく付き合っていこうということにしました。ストーマ(人工肛門)造設手術により、術後の数週間寝たきりで完全に安静状態になったり、その後も摘便が不要になったので便座に座ったりそこでズボン、パンツの脱着をすることがなくなり、また便による患部の汚染もなくなり、かなり褥瘡はかなり小さくなったのですが。もともと何度もできない皮弁手術に備えて成功率を上げるためにストーマ造設を行ったのですが、患部がうっすら期待していた通り小さくなったので、またリスクを負って皮弁手術はすることもないだろうということで。

 (ストーマ造設の経緯とか ⇒ 2020夏 褥瘡治療のためストーマを造設することになった )

退院する患者と見送る医師と看護師
 2年2カ月も入院していると病院が自宅みたいな感じになって、退院するのはめでたいのにちょっぴり星屑ロンリネスでした。職場復帰日も未定(調整中)で自宅ではやもめ暮らしなのでなおさら。でも部屋が散らかり過ぎていて、やらなきゃならんこともたくさんあるので再発しないように祈りながら早く日常生活に慣れたいと思います。